七色に輝く雲
「彩雲でてるよ~。」
梅雨前線が南に離れている時は梅雨と言っても青空が広がります。
ただ、梅雨前線からは薄い雲が広がりやすく、その雲を太陽の光が通ることで雲が七色に色付きます。
ハロや彩雲、アーク、幻日といった現象が多く楽しめるのが6月です。
ただ、梅雨前線からは薄い雲が広がりやすく、その雲を太陽の光が通ることで雲が七色に色付きます。
ハロや彩雲、アーク、幻日といった現象が多く楽しめるのが6月です。
ナミナミ雲
「ナミナミ雲も出てきました。」
梅雨前線が南に離れている時のもう一つのポイントはナミナミ雲です。
雲が波打つように並ぶのはそこに質が違う空気がぶつかる面(前線)があるためです(水と空気の境となる水面が波打つのと同じ)。
つまり、上空には梅雨前線があると言うことになります(天気図に書かれている梅雨前線は地上における位置です)。
このナミナミ雲が段々と空の低い所に移って来る場合は、梅雨前線が接近しているサインで、天気は下り坂となります。
雲が波打つように並ぶのはそこに質が違う空気がぶつかる面(前線)があるためです(水と空気の境となる水面が波打つのと同じ)。
つまり、上空には梅雨前線があると言うことになります(天気図に書かれている梅雨前線は地上における位置です)。
このナミナミ雲が段々と空の低い所に移って来る場合は、梅雨前線が接近しているサインで、天気は下り坂となります。
どんより
「強い雨が降っております傘をさしていても膝から下はずぶねれです。風もあるため最悪な感じです」
梅雨前線が接近すると低い雲がドンヨリと広がります。
雨が降り、まさに梅雨空です。
梅雨前線の直撃や、梅雨前線のすぐ南のエリアでは大雨になる恐れがあり、たびたび被害が発生します。
雨が降り、まさに梅雨空です。
梅雨前線の直撃や、梅雨前線のすぐ南のエリアでは大雨になる恐れがあり、たびたび被害が発生します。
モクモク雲、乳房雲、真っ黒な雲
「夕方に突如現れた雲。。」
梅雨前線が北に離れると天気は回復となりますが、空気は湿っており、ちょっとしたきっかけでモクモク雲(入道雲)が発達するようになります。
モクモク雲を下から見ると、乳房雲や真っ黒な雲となり強い雨の前兆となります。
梅雨前線が離れていても空の変化が大きいのが6月です。
モクモク雲を下から見ると、乳房雲や真っ黒な雲となり強い雨の前兆となります。
梅雨前線が離れていても空の変化が大きいのが6月です。
笠雲・レンズ雲
「上空は南風が大変強いのでしょうか…レンズ雲が無数に点在しています」
笠雲やレンズ雲は山の頂上やその風下側に発生する独特な形をした雲です。
一年中現れる雲ですが、6月は空気が湿っており、上空の風も強く吹くため各地でよく発生します。
笠雲はその形によって天気が回復傾向なのか、下り坂なのかが違ってくると言われており、地元でのソラヨミの一つとされているようです。
一年中現れる雲ですが、6月は空気が湿っており、上空の風も強く吹くため各地でよく発生します。
笠雲はその形によって天気が回復傾向なのか、下り坂なのかが違ってくると言われており、地元でのソラヨミの一つとされているようです。
6月は全国的に梅雨となり、空の表情も梅雨前線の位置次第で大きく変わってきます。1年の中でも、とても表情豊かな空が楽しめる時期なので、皆さんも空を見上げて見てください。