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かまれた?食われた? 蚊に吸血された時の表現、東西で差

2018/05/23 12:00 ウェザーニュース

暑い日が続くと、蚊をよく目にするようになりますよね。
嫌な音をさせて耳元に近寄ってきたり、血を吸われたり…そんな時、「蚊に◯◯◯◯よ〜!」と言うと思いますが、皆さんはなんと言っていますか?
ウェザーニュースでは、その◯◯◯◯に当てはまる言葉を全国8,932人に伺いました。
調査:2018年5月18日実施 参加:8,932人
その結果、「刺された」が全国の59%で最も多い結果となりました。
蚊によるカユミなどを抑える代表的な薬「ムヒ」で有名な池田模範堂さんのHPでも、「蚊に刺された」とあるので、最も一般的な言葉と言えるのではないでしょうか。

次いで、多かったのは、「食われた」31%、次に「かまれた」10%という結果になりました。
「食われた」は、「蚊の食うほどにも思わぬ」という慣用句があるように、日本語として昔からあった言葉と言えそうです。

では、「かまれた」はどうでしょうか。
調査:2018年5月18日実施 参加:8,932人
全国的にみると10%と少数派ですが、都道府県ごとに見てみると…
なんと、西日本では「かまれた」と「食われた」が拮抗しているではありませんか!
中でも、徳島県と鹿児島県では、「かまれた」が40%以上で、県内では最も多く使われているという結果に。

関東在住の筆者としては、蚊は細い管を通して血を吸うから噛まれていないのでは!?と、思ったりするのですが、きっとそういう問題ではないのですよね^^;
この他にも、地方ごとでまた違った表現があるようで、

・くっつかれる (山梨)
・かじられた  (静岡)
・かぶられた  (山口)
・ガジャン〔蚊〕にカマリンドー (沖縄)

など。この他にも、まだまだ違う言い方があるかもしれません。
小さい蚊にも関わらず、私達の生活に大きく密着している証拠ですね。あぁ、恐るべし「蚊」。
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