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【世界に誇る絶景】ホタルの光

2020年の東京五輪を控え、日本への関心が高まっています。私たち日本人が、もっと日本のことを知るため、日本の風景を探っていきます!
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2019/05/17 06:40 ウェザーニュース

自然が生み出したイルミネーションとも言えるホタルの光。

気温や湿度が高く、自然豊かであれば見ることの出来るホタルの光ですが、季節の変化が顕著な日本では梅雨の時期限定の風景。変わりゆく空気を感じながら見る光は、他国で見るのとは少し違いそうですよね。

天の川ほたるまつり(滋賀県)

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「長岡のゲンジボタルおよびその発生地」として1952年に国の天然記念物に指定されたエリアで開催されるおまつり。天野川沿いにたくさんのゲンジボタルが飛び交う姿がみられます。

▼開催日
6月1日(土)、6月2日(日)

▼アクセス
北陸自動車道・米原ICから約15分
名神高速道路・関ヶ原ICから約20分

※詳しくは→米原市サイト

信州辰野ほたる祭り(長野県)

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多い年で1日に1万匹以上ものホタルが乱舞することもあるという、松尾峡・ほたる童謡公園で開催されるお祭り。

「東日本一の名所」として明治時代から有名なエリアでしたが、一時期は工業化の影響でホタルの数が減少、それを町民の努力で取り返したんだそうです。

そんな、人々の想いものせて飛ぶ姿に魅了されるのかもしれませんね。

▼開催日
6月15日(土)〜23日(日)

▼アクセス
中央自動車道・伊北ICより約10分

※詳しくは→辰野町観光サイト

ほたる見公園(香川県)

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弘法大師空海が改修したという日本最大の灌漑用のため池である満濃池、その堤防下に整備された公園で、ゲンジボタルの一種で普通のものより少し大きめの「まんのうボタル」の乱舞を見ることができます。
自然に育つよう金倉川のほとりには水車小屋や水路などが設けられており、古き良き日本の風景も楽しめるスポットです。

▼アクセス
JR土讃線琴平駅から車で約15分
高松道善通寺ICから約30分

※詳しくは→うどん県旅ネット

ホタル観賞は天気が重要!

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ホタルは求愛のために光っていて、実はオスとメスで光り方が異なります。メスは葉っぱの上で発光することでオスにアピールしていて、オスはお尻を点滅させながらメスの光を探して飛び回るのです。

求愛のための光なので、ホタルはその光が目立つ暗闇が好き。そのため、ホタル観賞には夜19:30~21:00頃が適していると言われます。

また、以下の条件が全て揃ったときが一番見えやすくなります。
[1]蒸し暑い
[2]曇っている
[3]風が弱い
[4]月明かりがない

ホタル観賞を予定している場合は、天気もチェックしてみてください。

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