国内:千葉県東方沖で昼時に震度4
17日12時22分頃に千葉県東方沖を震源とするM5.3の地震が発生しました。この地震で千葉県北東部の旭市や多古町などで震度4を観測、関東の広い範囲で揺れを感じています。千葉県東方沖を震源として震度4以上を観測したのは2013年12月21日以来です。
東西方向に圧縮軸をもつ逆断層型の地震で、この地域では多く見られるタイプでした。今回の震源はメカニズムや深さなどから太平洋プレートが潜り込む境界付近で発生したと見られます。
この領域では今回よりも強いM6以上の地震が何度も発生しており、東日本大震災以降では4回、それ以前にも2000年や1996年に震度5弱以上の揺れを観測しています。関東の中でも要注意エリアのひとつです。
この領域では今回よりも強いM6以上の地震が何度も発生しており、東日本大震災以降では4回、それ以前にも2000年や1996年に震度5弱以上の揺れを観測しています。関東の中でも要注意エリアのひとつです。
海外:M6以上の地震は1回、被害の発生はなし
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は1回ありました。
18日にニュージーランドの北東海域でM6.2の地震が発生。震源が10kmほどと浅いものでしたが津波はなく、陸地から離れていたため揺れによる被害も出ていません。太平洋プレートがオーストラリアプレートに潜り込む境界近くで発生していますが、正断層型の地震と解析されているため、プレートの一部が破壊するタイプと見られます。
このプレート境界はニュージーランドまで続いていて、過去に大きな地震が度々発生しているエリアです。
18日にニュージーランドの北東海域でM6.2の地震が発生。震源が10kmほどと浅いものでしたが津波はなく、陸地から離れていたため揺れによる被害も出ていません。太平洋プレートがオーストラリアプレートに潜り込む境界近くで発生していますが、正断層型の地震と解析されているため、プレートの一部が破壊するタイプと見られます。
このプレート境界はニュージーランドまで続いていて、過去に大きな地震が度々発生しているエリアです。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。