今朝は、前線が本州付近を南下中で、鹿児島県日置市東市来町では1時間72.5mmという記録的な強さの雨が降るなど、各地で雨雲が発達しています。朝は、東北南部や北陸、近畿南部などで、1時間50mmを超えるような激しい雨のおそれがあるため、道路の冠水や川の増水にご注意ください。また、関東南部も、朝は一時的な強い雨や雷雨のおそれがあります。
東日本〜西日本の天気
前線は南の海上へ離れていくため、西日本や東日本は、天気が回復します。朝は雨の降る所が多いものの、午後は日差しの届く所が多くなります。ただ、山陰や近畿南部、北陸など日本海側、そのほか九州南部や関東南部は、それぞれ湿った風や前線の影響が残り、昼間も傘がお守りです。また、天気が回復するエリアも沿岸を中心に、強風にご注意ください。北日本の天気
北日本、特に北海道の南西部や太平洋側、東北の日本海側は、低気圧が弱まっても、上空に強い寒気が流れ込んでくるため雨が続きます。引き続き、川の増水や土砂災害に警戒が必要です。また、北海道の山沿いでは雪が混じる所があります。峠道は路面状態にご注意ください。
沖縄の天気
本州を南下した前線が、南西諸島に近づき、沖縄では、だんだんと雲が増えます。明日から梅雨空が戻るため、今日の日差しを有効に活用してください。
気温
前線の南側にある暖かい空気の影響が残る沖縄や九州南部、関東南部は、気温は30℃近くまで上がって蒸し暑くなりますが、そのほかは、前線通過に伴って冷たい空気に入れ替わるため、20℃を少し上回る程度という所が多くなります。蒸し暑さが和らぎますが、前日との体感の変化が大きいため、体調の管理にご注意ください。