警戒レベル1(通常)を継続
インドネシアの火山地質災害防災センター(CVGHM)は国民に向けたメラピ山の警戒レベルの発表を、4段階中最低のレベル1(Normal)で継続するとしていますが、山頂から5km以内には立ち入らず、落ち着いて行動するように呼びかけています。
航空機の運航に影響のおそれ
またダーウィンVAACは、航空向けカラーコードについて、4段階中最も上のランクであるRedを発表しました。噴火により火山灰が大気中に放出されたため、それを吸い込むとエンジンの出力停止など航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあるためです。航空機は通常、高度1万〜1万3千メートルを巡航するため、上空を通過予定の国際線等もルートの迂回等の影響が出る可能性があります。
衛星からも噴煙を確認
噴煙は南から南東方向へ流れており、ひまわり8号による観測でもその様子が捉えられています。
CVGHMによると、噴火は9時40分頃から5分程度続き、その後は噴火は観測されていないとのことです。
メラピ山では2010年に大きな噴火を起こし、火砕流などで300人以上の犠牲者を出しました。当時は警戒レベルが最高の4となっていました。
〔リンク〕国内 火山情報
CVGHMによると、噴火は9時40分頃から5分程度続き、その後は噴火は観測されていないとのことです。
メラピ山では2010年に大きな噴火を起こし、火砕流などで300人以上の犠牲者を出しました。当時は警戒レベルが最高の4となっていました。
〔リンク〕国内 火山情報