日本海北部に動きの遅い低気圧があります。この低気圧は次第に衰弱するものの、上空5500m付近でマイナス27℃という非常に強い寒気を伴っていて、雨雲を急発達させる恐れがあります。

このため、北海道や東北、北陸付近は、日本海側を中心に雨が降りやすく、強い風や雷を伴う恐れがあり、外出には向かない天気です。

西日本や東日本は、高気圧に覆われて晴れる所が多いものの、こちらも上空の寒気の影響を受け、山沿いを中心に、急な雷雨の恐れがあります。また、平地にも山で発達した雨雲が流れ込み、にわか雨の可能性があります。

お出かけは、雨具を用意し、雷鳴が聞こえたり、底の黒い雲が近づいてきたら、屋外に出ない方が良さそうです。特に、山のレジャーは天気の急変のご注意ください。

北から流れ込んだ冷たい空気によって、日中の気温は、昨日よりやや低い所が多く、4月中旬から5月上旬並みの見込みです。

ただ、日差しは強いので、紫外線対策とこまめな水分補給をおすすめします。