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各地で天気下り坂を告げる虹色現象を観測

2018/05/01 13:39 ウェザーニュース

5月スタートとなる1日(火)は、各地で美しい虹色現象が観測されました。

大きなハロ出現

撮影:長野県(12:50)

こちらは環水平アークの一部

撮影:和歌山県(11:58)

イロイロ虹色現象

虹色現象とは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象で、様々な種類があります。

◆ハロ
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)といいます。うす~い雲が太陽にかかった時に見えます。

◆アーク
太陽を中心として現れ、できる位置で名前が変わります。

◆幻日
太陽の横で虹色に輝く現象です。片方だけ見られる時もあれば、両脇に現れることもあります。
朝や夕方など、太陽の高さが低くなる時に見られます。

※外接ハロ
雲を作る氷の結晶の向きが揃って浮かんでいる時、さらに太陽高度が高い時にしか見ることができないちょっぴりレアなハロ。太陽を囲む楕円形になり、上の端と下の端がハロと接しています。

今日の虹色は天気下り坂のサイン

「ハロなどの虹色現象が見えると、天気は下り坂」といわれています。
薄雲の近くには、雨を降らせる低気圧や前線、すなわち雨雲があることが多いため、虹色現象を見た後半日~1日で雨が降り出すことがあるのです。

明日は西から低気圧や前線が接近し、九州から中四国は朝から雨の予想となっています。近畿や東海、北陸西部も午後はだんだんと雨が降り出すので、外出時は傘をお持ちください。
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