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その塗り方では意味が無い!?日焼け止めの役割と正しい使い方

2018/04/25 11:16 ウェザーニュース

ゴールデンウィークは、外でのレジャーを楽しむ機会が増えますよね。今回は、今の時期に欠かせない日焼け止めの役割や正しい使い方についてご紹介します。

意外と知らない?SPFとPA

日焼け止めをよく見ると、SPFやPAという文字とともに、数字や+が書かれていますよね。
これにはどんな意味があるのでしょうか。

★SPF
主にUV-Bを防止する役割があり、隣に書かれた数字には日焼けを何倍遅らせることができるかが示されています
人によって個人差はありますが、何も対策をしていない状態では、約20分ほどで日焼けすると言われています。
SPF30を例にすると、10時間ほど(20分×30=600分)日焼けを遅らせることができます。

★PA
主にUV-Aを防ぐ役割があり、「+」で強さが表されます。
+が多いほど色素沈着を防ぐ効果が高くなります。

正しい使い方でより効果的に!

情報元:日本化粧品工業連合会
日焼け止めを使う際は、以下の点を意識してみてください。

・シーンによって使い分ける
SPFやPAが強いと、高い効果がある分、肌への負担もあります。そのため、1日外で作業する時は強いものを、太陽に当たる時間が短い時は弱いものを使うと、肌トラブルをおさえつつ、紫外線を防ぐことができます。

・こまめに塗り直す
汗で流れてしまうと、その分効果が薄れてしまうので、こまめに塗り直すことをおすすめします。

・適正量を守る
顔が白くならないようにと薄くのばして使っている方も多いと思いますが、それでは本来の効果が発揮できないことがあります。
パッケージの裏に500円玉大を手に取り…と書かれていたら、その量に出来るだけ近づけるよう心がけてください。

・15分~30分前に塗る
日焼け止めは肌に馴染むまで少々時間がかかります。お出かけ直前よりも15分~30分前に塗っておくと良いそうです。

>>ゴールデンウィーク前半の天気は?

参考資料など

【引用元】
日本化粧品工業連合会「紫外線防止の基本」http://www.jcia.org/n/pub/use/c/03-2/
【参考・参照元】
ドクターシーラボ「日焼け止めのSPF・PAの意味と選び方」http://www.ci-labo.com/item/makeup/hiyakedome/article/00000022/
環境省「紫外線環境保健マニュアル2008 第3章 紫外線による影響を防ぐためには 」http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/03.pdf
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