どんな流星群?

こと座流星群は、毎年4月後半に活動のピークを迎える流星群で、放射点(※)がこと座の領域にあることからそのように呼ばれています。
期待できる流れ星の数は、郊外などの空の条件の良いところでは1時間あたり10個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5個ほどと、8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群などと比べると少ないものの、予期せずたくさんの流星が現れることがあり、過去には1時間に100個を越える流れ星を観測出来た年もありました。
※放射点…流星群に属する流星が天球上の1点から放射状に飛び出すようにみえる点
期待できる流れ星の数は、郊外などの空の条件の良いところでは1時間あたり10個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは5個ほどと、8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群などと比べると少ないものの、予期せずたくさんの流星が現れることがあり、過去には1時間に100個を越える流れ星を観測出来た年もありました。
※放射点…流星群に属する流星が天球上の1点から放射状に飛び出すようにみえる点
今年の条件は?

今年の活動のピークは23日未明(午前3時)頃と予想されており、22日夜〜23日明け方にかけての観測がおすすめです。
22日夜は半月近くの月が出ていますが、日付が変わった深夜1時前後には沈むので、それ以降は月明かりの影響を受けず、比較的好条件で流れ星を観察することができそうです。
22日夜は半月近くの月が出ていますが、日付が変わった深夜1時前後には沈むので、それ以降は月明かりの影響を受けず、比較的好条件で流れ星を観察することができそうです。
長い軌跡の流れ星をみるには?

流れ星は放射点を中心に広い範囲に流れます。実際に観測する時は、どこか一点を凝視するのではなく、寝転びながらぼんやりと空を広く眺める事がポイントです。
また、放射点近くに出現する流れ星は自分に向かって飛んでくるため、短い軌跡の流れ星にみえます。反対に、放射点から離れた方向では流れ星の軌跡を横から見ることになるため、長い軌跡の流れ星にみえます。
長い軌跡の流れ星がみたい方は、放射点とは反対方向の空を中心に広く空を見るのがおすすめです。
また、放射点近くに出現する流れ星は自分に向かって飛んでくるため、短い軌跡の流れ星にみえます。反対に、放射点から離れた方向では流れ星の軌跡を横から見ることになるため、長い軌跡の流れ星にみえます。
長い軌跡の流れ星がみたい方は、放射点とは反対方向の空を中心に広く空を見るのがおすすめです。
気になる当日の天気は?

22日(日)夜〜23日(月)明け方は、高気圧が段々と東に離れ、変わって西から低気圧が近づいて来るタイミングとなります。
■北海道・東北南部・関東・中部・近畿
高気圧に覆われてバッチリ!流星観測が楽しめそうです。
■九州沖縄・中国四国・東北北部
湿った空気が入りやすく、上空の薄雲に邪魔されてしまう所が増えそうです。
奄美や沖縄など南西諸島付近は、さらに湿った空気が入りやすく、にわか雨の可能性もあり、流星観測が難しそうです。運が良ければ、雲のすき間から・・・★
※なお、低気圧の接近タイミングが遅くなれば、見えるエリアは広がり、反対に早まると厳しいエリアが拡大することになります。
■北海道・東北南部・関東・中部・近畿
高気圧に覆われてバッチリ!流星観測が楽しめそうです。
■九州沖縄・中国四国・東北北部
湿った空気が入りやすく、上空の薄雲に邪魔されてしまう所が増えそうです。
奄美や沖縄など南西諸島付近は、さらに湿った空気が入りやすく、にわか雨の可能性もあり、流星観測が難しそうです。運が良ければ、雲のすき間から・・・★
※なお、低気圧の接近タイミングが遅くなれば、見えるエリアは広がり、反対に早まると厳しいエリアが拡大することになります。