国内:日本域の最大は震度2
4月2日~7日にかけての6日間で観測された地震の回数は21回で、震度2を観測した地震はわずか2回と、日本付近の地震活動は静かな状況となりました。地震の規模で見ても、最も強かったのが3日4時10分頃に発生した種子島南東沖の地震でM4.7です。
今年に入り、震度3以上の地震が無い期間が最も長かったのは1月16日から23日にかけての8日間。前回が3月30日なので、これに迫りそうな状況です。
強い地震がない期間が長いと、どうしても気が緩みがちですので、対策のチェックなどは毎月の一定の日付で行うなど、定期的に実施するのが良いかもしれません。
今年に入り、震度3以上の地震が無い期間が最も長かったのは1月16日から23日にかけての8日間。前回が3月30日なので、これに迫りそうな状況です。
強い地震がない期間が長いと、どうしても気が緩みがちですので、対策のチェックなどは毎月の一定の日付で行うなど、定期的に実施するのが良いかもしれません。
世界:ボリビアで深発地震が発生
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しました。最も規模の大きな地震は2日にボリビアで発生したM6.8の地震です。この地震は深さが562kmと非常に深かったため、地上での強い揺れはありませんでした。
ボリビアはナスカプレートが南アメリカプレートに沈み込むエリアに位置しています。チリ沿岸やチリ沖では浅い所で津波の伴う地震が発生するのに対し、ボリビア周辺では深い所がプレート境界になるため、過去にも深発地震の発生が見られています。1994年にM8.2という史上最大級の深発地震(※)が観測されました。被害を及ぼすようなことはほとんどありませんが、地球の地下構造を知るための貴重な手がかりとは言えそうです。
(※)深発地震:震源の深さが概ね300kmよりも深いものを言うことが多い。プレート沈み込み帯の深い部分で発生する。
ボリビアはナスカプレートが南アメリカプレートに沈み込むエリアに位置しています。チリ沿岸やチリ沖では浅い所で津波の伴う地震が発生するのに対し、ボリビア周辺では深い所がプレート境界になるため、過去にも深発地震の発生が見られています。1994年にM8.2という史上最大級の深発地震(※)が観測されました。被害を及ぼすようなことはほとんどありませんが、地球の地下構造を知るための貴重な手がかりとは言えそうです。
(※)深発地震:震源の深さが概ね300kmよりも深いものを言うことが多い。プレート沈み込み帯の深い部分で発生する。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。