ひまわり8号から撮影された衛星画像を見ると、山陰沖の日本海付近に茶色く見える領域があります。複数の波長による観測結果を合成した解析画像によると、この領域は黄砂が比較的濃いようです。
空が少し霞む程度の予想
ウェザーニュースの予想では、黄砂は関東や東北付近まで到達する可能性がありますが、7日(土)は日本上空の風が強いため、黄砂の大部分はそのまま上空を流れ去るものとみられます。空がうっすらとかすむ程度で、生活に大きな影響はない予想です。明日8日(日)には解消されるとみています。
ただ、若干の黄砂が屋外の物に付着する可能性があります。外に出していた車が汚れているようであれば、洗車等の際に傷をつけないようにご注意ください。
ただ、若干の黄砂が屋外の物に付着する可能性があります。外に出していた車が汚れているようであれば、洗車等の際に傷をつけないようにご注意ください。
黄砂とは
タクラマカン砂漠やゴビ砂漠など、中国を中心とした東アジアの砂漠地帯で、春に雪どけが進むと、むき出しになった砂が、強風で上空に巻き上げられます。
この砂が、日本上空付近を流れるジェット気流に乗り、日本までやってくるのです。
黄砂は花粉症や喘息などの症状を悪化させることもあるので、敏感な方はマスクを着用するなど対策を。
この砂が、日本上空付近を流れるジェット気流に乗り、日本までやってくるのです。
黄砂は花粉症や喘息などの症状を悪化させることもあるので、敏感な方はマスクを着用するなど対策を。