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日本上空に黄砂が飛来… 今夜、空がウッスラかすむ可能性も

2018/04/06 17:11 ウェザーニュース

今日6日10時の衛星画像を見てみると、低気圧や前線による大きな雲の北側にちらりと覗く茶色い雲があるのが分かります。これは、中国大陸で巻き上げられた黄砂と思われます。低気圧や前線が通過するのに伴って、日本上空に飛んできているようです。

空がウッスラとかすむ可能性も

大気中の黄砂の総量(気象庁HPより)
影響が気になりますが、前線通過の前後で、日本上空は風が強いため、そのまま上空を流れていくものと見られます。
今日6日夜から明日7日午前中にかけて、九州、中国四国エリアで雨上がりに空がウッスラとかすむ可能性があるレベルで、生活に大きな影響はない予想です。その後は更に東へ広がる可能性も。
雨粒とともに落ちてくる砂はあるかもしれません。雨上がり、外に出していた車が汚れているようならば、洗車の時、ひっかいて傷をつけないようにご注意ください。
その後は更に東へ広がる可能性もありますので、こまめに最新情報をご確認ください。

黄砂はなぜやってくる?

タクラマカン砂漠やゴビ砂漠など、中国を中心とした東アジアの砂漠地帯で、春に雪どけが進むと、むき出しになった砂が、強風で上空に巻き上げられます。
この砂が、日本上空付近を流れるジェット気流に乗り、日本までやってくるのです。

黄砂は花粉症や喘息などの症状を悪化させることもあるので、敏感な方はマスクを着用するなど対策を。
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