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七十二候「虹始見」空を見るのが楽しくなる♪虹の季節到来

2018/04/15 10:53 ウェザーニュース

兵庫県(2017年)
15日からは「虹始見(にじはじめてあらわる)」。この時期から日の光が強まり、冬に比べて虹が現れやすい時期といわれます。また、北海道などでは降るものが雪から雨に変わり、雪では見ることの出来ない虹が、文字通り見え始める頃でもあります。

今回は普通の「虹」だけでなく、虹色が見られるさまざまな現象をご紹介します。

色の並びが異なる虹!?

東京都(2016年)
上の画像を見ると、きれいなアーチ状の虹がかかっていますが、そのすぐそばにウッスラともう一本虹がありますよね。よく見てみると、実はハッキリと見える主虹と薄く見える副虹では、色の並び順が異なっているんです。これは水滴での反射の仕方が少し違うため。

W虹はなかなかお目にかかれませんが、見かけたら、ぜひ2つの色の並び方に注目してみてください。

普通の虹よりレア度倍増な白虹

静岡県(2016年)
虹といえば、先程紹介したようなきれいな色の並びが目をひきますが、中には真っ白な虹もあるんです。
通常の虹は、太陽の光が雨(空気中の水滴)に反射して見られるのに対し、白虹は太陽の光が「霧」に反射して見られる現象です。

真っ白なだけに、一見すると虹とは気づきにくいですね(^_^;)
しかし、白い虹を目撃したあなたはとってもラッキーですよ!

空を見上げると意外と見られる「ハロ」

千葉県(2017年)
会員のみなさんからよく送られてくる「ハロ」。太陽の周りにボンヤリと光の輪が現れる現象でおなじみです。
天気が下り坂ということを示すこともあるため、ちょっと残念な気もしますが…美しい虹色の輪からは神秘的な雰囲気を感じますね。

ハロの周辺も要チェック!

愛知県(2018年)
ハロと同じく、こちらも天気下り坂のサインと言われている「アーク」。高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして、太陽の光が屈折して色が分かれて、虹色の輝きが現われます。このアークには、下記のような様々な種類があります。

・環天頂アーク
・上部ラテラルアーク
・下部ラテラルアーク
・パリーアーク
・タンジェントアーク
・環水平アーク
    ……などなど

下部ラテラルアークは、1年で1度見られるかどうかというレアな光学現象といわれています。このほかにもたくさんの種類の虹色現象があります!
ハロが出現した日は、周りにアークもないかな?なんて上の図と照らしあわせながらぜひ探してみてください。

白い雲が虹色に?

東京都(2017年)
彩雲は、太陽の光が雲の粒で回析を起こすことで分光し、鮮やかな虹色となって雲を彩ります。
普段は白いはずの雲が、柔らかな虹色グラデーションになっているのも素敵です。

こんなレア現象があふれているからこそ、空観察はやめられませんね。
暖かなこれからの季節、皆さんもお散歩やお花見がてら空を見上げてみてください♪

おさらい七十二候

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けた24の期間を「二十四節気」といいます。

そしてこれをさらに初候、次候、末候の5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の変化を知らせるのが七十二候です。

二十四節気と七十二候は、その日だけではなく、二十四節気であれば15日間、七十二候であれば5日間の期間も指しています。

次回は、「穀雨の初候、葭始生(あしはじめてしょうず)」についてご紹介します。
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