観測開始からの台風進路を比較
3月の台風は日本の南で発生したとしてもフィリピンなどの西方面へ進んでいくパターン、または北上したとしてもすぐに進路を東寄りに変えて海上を進んでいき、日本への接近はしない傾向があります。
一方で、4月になると3月に比べて日本の近くにまで北上してくるケースが一気に多くなってきます。
この違いは何なのか?
ざっくりと解説しますと、季節の歩みをもたらす、「上空の空気の入れ替わり」が影響しているといえます。
台風の進路に大きく影響する上空の空気の流れ。3月は冬の空気が日本列島を覆っているため台風が北上する条件が少ないほか、日本付近の海面水温も低いため、そもそもガンガンと日本へ接近するような台風がありません。
4月になると、春の空気が冬の空気を北へ押しのけて日本を覆い始めます。
そうなると、南で生まれた台風が高気圧の縁辺流にのって日本付近に北上しやすくなるのです。
つまり3月もほぼ終わりになって、4月になるわけですが、これからの季節、接近してくる可能性が高まってくるといえるわけです。
ざっくりと解説しますと、季節の歩みをもたらす、「上空の空気の入れ替わり」が影響しているといえます。
台風の進路に大きく影響する上空の空気の流れ。3月は冬の空気が日本列島を覆っているため台風が北上する条件が少ないほか、日本付近の海面水温も低いため、そもそもガンガンと日本へ接近するような台風がありません。
4月になると、春の空気が冬の空気を北へ押しのけて日本を覆い始めます。
そうなると、南で生まれた台風が高気圧の縁辺流にのって日本付近に北上しやすくなるのです。
つまり3月もほぼ終わりになって、4月になるわけですが、これからの季節、接近してくる可能性が高まってくるといえるわけです。
過去にもこの時期に接近した台風が
過去の事例でみてみると、2004年の台風1号が日本列島へ接近したという点で似ています。この台風は4月半ばに本州の南を通過していきました。
今回の台風3号の接近に伴い、小笠原諸島では28日以降は雨や風が強まる恐れがあります。また海上ではうねりの影響も出てきます。
スピードが比較的遅いため、強風や高波の影響が長く続くことも考えられます。
また、予報円が広いことから進路のブレが大きい状況ですので、最新の台風情報を確認してください。
>>詳しい今後の台風の動き
今回の台風3号の接近に伴い、小笠原諸島では28日以降は雨や風が強まる恐れがあります。また海上ではうねりの影響も出てきます。
スピードが比較的遅いため、強風や高波の影響が長く続くことも考えられます。
また、予報円が広いことから進路のブレが大きい状況ですので、最新の台風情報を確認してください。
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