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PM2.5の濃度が上昇 一時的に注意が必要なレベルに

2018/03/28 10:53 ウェザーニュース

移動性高気圧の影響で全国的に晴天が広がっています。ただ、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度が上昇、都心では一時的に70マイクログラム毎立方メートル(μg/m3)を上回りました。
〔リンク〕全国のライブカメラ

一時的に注意が必要なレベルに

12月と今朝の空の比較
写真は今朝と12月の比較です。今朝はスカイツリーが見えないほどに霞んでいることが分かります。
視程は28日10時までの時点で、成田で3500m、羽田で4000mとなっています。

都心では減少傾向になっていますが、東京湾沿岸では地上付近で弱い西風が吹いて千葉周辺では70μg/m3を上回っている所もあります。(10時時点)

▼日本の注意喚起の目安(暫定的な指針)
【1日平均70µ/m3〜】
※5時〜7時の1時間平均が85μg/m3超の場合、7時30分に発表
※5時〜12時の1時間平均が80μg/m3超の場合、12時30分に発表

今回はこの値には達しない予想ですが、敏感な方はマスクの着用をお忘れなく。洗濯物の外干しも控えたほうが良いかもしれません。

なお、夜間は再び滞留しやすくなるので、注意が必要です。
明日29日も西日本・東日本は高気圧に覆われて、PM2.5などの汚染物質は滞留しやすい状態になります。注意喚起するレベルまではいかないものの、いつもよりも濃い状態が続きそうです。解消されるのは29日夜に北日本を低気圧と前線が通過した後になります。
〔リンク〕天気予報・週間予報
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