今年の新燃岳の噴火活動
新燃岳では、3月1日(木)から噴煙を上げる噴火が発生し、6日(火)には火口内に溶岩が出ているのが確認されていました。9日(金)には新燃岳火口の北西側から溶岩がわずかに流出し、ゆっくりと流下しているのが確認されました。
その後、多発していた爆発は15日(木)以降は観測されておらず、今月上旬に比べると火山性地震も少なくなり、活動がやや落ち着いた状態でした。
新燃岳では、3月1日(木)から噴煙を上げる噴火が発生し、6日(火)には火口内に溶岩が出ているのが確認されていました。9日(金)には新燃岳火口の北西側から溶岩がわずかに流出し、ゆっくりと流下しているのが確認されました。
その後、多発していた爆発は15日(木)以降は観測されておらず、今月上旬に比べると火山性地震も少なくなり、活動がやや落ち着いた状態でした。
噴煙の流向
25日(日)7時35分の爆発では、火口上3200m(海抜4600m)まで噴煙が上がり、南東の鹿児島県曽於市、宮崎県都城市方面へと流れました。
上空の風の予想
25日(日)夕方にかけては北西の風が吹くため、噴煙が上がった場合は新燃岳の南東側で降灰の可能性があります。
25日(日)夜になると徐々に西風に、26日(月)は南西からの風が吹くようになります。新燃岳の東〜北東側で降灰にご注意ください。
>> 天気予報・週間予報
上空の風の予想
25日(日)夕方にかけては北西の風が吹くため、噴煙が上がった場合は新燃岳の南東側で降灰の可能性があります。
25日(日)夜になると徐々に西風に、26日(月)は南西からの風が吹くようになります。新燃岳の東〜北東側で降灰にご注意ください。
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防災上の警戒事項など
新燃岳では、噴火警戒レベル3(入山規制)が継続中です。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
>> ウェザーニュース 火山情報
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
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