日本海低気圧の時、関東平野は雨が降りにくい
この『日本海を低気圧が通過する』パターンでは、関東地方は雨が降りにくい、という特徴があります。
これは”関東山地”の影響が非常に大きいと考えられています。
これは”関東山地”の影響が非常に大きいと考えられています。
関東山地は、関東地方を囲むように、関東北部〜西部にわたって位置します。
このため、たとえ大きな雨雲が西から押し寄せても、関東山地にブロックされてしまい、雨雲が山を越えることができません。
となると、関東山地より東、つまり関東平野内には一切雨雲が入ってこない、という現象が起こるのです。
このため、たとえ大きな雨雲が西から押し寄せても、関東山地にブロックされてしまい、雨雲が山を越えることができません。
となると、関東山地より東、つまり関東平野内には一切雨雲が入ってこない、という現象が起こるのです。
日本海を低気圧が通過しているときの雨雲の様子
こちらは、2017年2月17日15時、20日15時、23日7時の雨雲レーダー画像です。
3日間とも、まるで関東平野を避けるように、関東の周囲にだけ雨雲がかかっていることがわかります。
普通に生活をしているとなかなか気づかないのですが、レーダーなどで雨雲や雲の様子を見ると今回のような奇怪な現象を発見することがあり、同時にそれをもたらす地形の力に驚くことがあります。
3日間とも、まるで関東平野を避けるように、関東の周囲にだけ雨雲がかかっていることがわかります。
普通に生活をしているとなかなか気づかないのですが、レーダーなどで雨雲や雲の様子を見ると今回のような奇怪な現象を発見することがあり、同時にそれをもたらす地形の力に驚くことがあります。
遠くの山々の力ってすごいんだな〜なんて…
「今日は、遠くの山が、よく見えます。」
実は、同様に冬型気圧配置の時の”冬晴れ”も、雨雲・雪雲が山脈にブロックされている事が原因です。
関東平野で生活を送る場合は、遠くに見える山々の力を時々考えると感慨深いものがありますね。
実は、同様に冬型気圧配置の時の”冬晴れ”も、雨雲・雪雲が山脈にブロックされている事が原因です。
関東平野で生活を送る場合は、遠くに見える山々の力を時々考えると感慨深いものがありますね。