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あなたの街は何%?『大地震の発生率(2018年度版)』リリース

2018/08/30 14:40 ウェザーニュース

2018年4月に今後の防災減災に役立つコンテンツをリリースしました。
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国立研究開発法人 防災科学技術研究所が公開している「確率論的地震動予測地図」のデータが更新されたため、2018年度版の「大地震の発生率」のデータも更新しました。

>>「大地震の発生率」を試してみる

震度6強以上の発生率を
ピンポイント診断

「大地震の発生率」では、国立研究開発法人 防災科学技術研究所が公開している「確率論的地震動予測地図」をもとに、GPS機能を用いて現在地における、今後30年以内に発生すると想定される、震度6強以上の地震発生確率をスピード診断します。

診断結果は、250mメッシュの高解像度データをもとに表示され、大地震発生の可能性が高い地域をピンポイントで確認することが可能です。
>>あなたの街の診断結果は?

30年以内に発生する確率とは?

ここで示す確率は「その場所で地震が発生する確率」ではなく、「日本とその周辺で発生した地震によってその場所が震度6強以上の揺れに見舞われる確率」を表しています。

30年間に震度6強以上の揺れに見舞われる確率は、それぞれごく大まかには、
26%…約100年に1回程度
6%…約500年に1回程度
3%…約1,000年に1回程度
0.1%…交通事故で死亡する確率と同等
であることを示します。

ただ、この数字を見て数字が低いからといって油断はできません。地下に隠れていて、まだ見つかっていない活断層もあるとされています。

震災の教訓を次に繋げる

いつ、どこで起こるか分からない自然災害は、日頃からの備えが重要です。いざという時のため、ぜひこの機会に、自分の住む街や職場などの地震発生確率を把握していただくとともに、家族や職場の仲間と防災・減災について話すきっかけになればと思います。