facebook line twitter mail

スギ・ヒノキ花粉 週間飛散予想
週末以降は大量飛散に注意

top

2018/03/10 17:44 ウェザーニュース

東日本や西日本ではスギ花粉の飛散が始まっているものの、木〜金曜日は雨のおかげで花粉の飛散は少なめでした。
ただ、週末以降は花粉が飛びやすい条件が揃うため、大量飛散に注意が必要です。

box0
週末は、各地で雨上がりの晴天となります。昼間の気温はそれほど上がりませんが、すでに飛散が始まっているエリアでは多い〜非常に多い飛散になるものとみられます。

週明け以降は雨が降らないうえに、気温も20℃前後まで上昇する日があり、大量飛散となる可能性があります。
北陸、信越や東北南部でも、スギ花粉の飛散が始まる可能性があるので、花粉症の方はご注意ください。

東北北部も、少量ながら飛散が始まる可能性があるため、敏感な方はそろそろ対策を始めたほうが良さそうです。

西日本・東日本では
スギ花粉は3月上旬〜中旬がピーク

box1
<スギ花粉>
すでに花粉の飛散が本格化している関東は3月中旬まで、東海や九州は3月下旬までがスギ花粉の飛散ピークとなる予想です。他のエリアでは、西・東日本の広範囲で3月中旬〜下旬、東北では3月中旬〜4月中旬がスギ花粉の飛散ピークとみられます。

<ヒノキ花粉>
3月が終わりに近づくと、ヒノキ花粉の飛散が増えていきます。九州は3月下旬〜4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。

<シラカバ花粉>
シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。
>>詳しい花粉情報はこちら

花粉を家に持ち込まない工夫を

花粉症の方は、マスクやメガネの着用、薬の服用など、ご自身にあった花粉症対策があると思います。それに加えて、花粉が飛び始めてからでもできる日々の対策の一つとして、「花粉を家に持ち込まない」ことがあげられます。

<外出前>
・ナイロンなど花粉が付きにくい素材の服をチョイス
・花粉の吸着を防ぐスプレーで花粉をブロック

<帰宅後>
・家の扉を開ける前に、服や鞄についた花粉を払い落とす。もしくは衣類用の粘着シートで花粉を除去
・帰宅後は早めに入浴し、肌や髪についた花粉を洗い流す

これは、花粉症ではないご家族の協力も必要です。少しでも花粉症の症状を緩和できるよう、みんなで乗り越えていきましょう。
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント