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目や鼻ヤバイ(> <)
花粉症の2人に1人が3月に入って症状重く

2018/03/08 11:41 ウェザーニュース

通勤通学中の電車内やオフィス、学校では、花粉症対策のためにマスクなどを装着している人が増えていますよね。

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2/28と3/7の比較
花粉症でない人は除く
ウェザーニュースでは、2/28と3/7に花粉をどの位感じているかを調査しました。(回答数:2/28は8559人、3/7は7319人)
その結果、3/7の時点では花粉症の方の約半数が「けっこう感じる」と回答。また、一週間前の2/28と比べると20ポイント増加し、「感じない」という人も10ポイント減少している事が判明しました。

エリアごとに詳しく見てみると、すでに飛散が開始している西・東日本は10〜32ポイント増加。最も多いのは中国エリアの32ポイント増加で、次いで近畿が23ポイント増加、関東は22ポイント増加しています。
花粉症の方には、けっこうツライ時期に突入しているようです。

また、まだ飛散が開始していない北日本や北陸でも1〜4ポイント増加しており、飛散開始が近づいている事が伺えます。

西・東日本のスギ花粉は3月下旬まで、ヒノキ花粉は3月下旬から

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すでにスギ花粉の飛散が本格化している関東は3月中旬まで、東海や九州は3月下旬までが飛散ピークとなる予想です。その他のスギ花粉のピークは、西・東日本の広範囲で3月中旬〜下旬、東北では3月中旬〜4月中旬とみています。

3月が終わりに近づくと、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていきます。九州は3月下旬〜4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。

また、シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。
>>この先1週間の花粉情報

花粉を家に持ち込まない工夫を

花粉症の方は、マスク・メガネ・薬の服用など、ご自身にあった花粉症対策があると思います。それに加えて、花粉が飛び始めてからでもできる対策の一つとして、「花粉を家に持ち込まない」ことがあげられます。

<外出前>
・ナイロンなど花粉が付きにくい素材の服をチョイス
・花粉の吸着を防ぐスプレーで花粉をブロック

<帰宅後>
・家の扉を開ける前に、服や鞄についた花粉を払い落とす。もしくは衣類用の粘着シートで花粉を除去
・帰宅後は早めに入浴し、肌や髪についた花粉を洗い流す

これは、花粉症ではないご家族の協力も必要です。少しでも花粉症の症状を緩和できるよう、みんなで乗り越えていきましょう。

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