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関東・東海など、あす9日(金)にかけて激しい雨や強風に注意

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2018/03/08 15:15 ウェザーニュース

きょう8日(木)は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本列島付近を東へ移動しています。
この影響で、西日本や東日本では朝から雨が降っており、低気圧の中心付近では雨が強まる予想です。
また、沿岸部を中心に風が強まり、横殴りの雨となるところがあります。
>>このあとの天気・雨の強まるタイミング

低気圧周辺では強い雨

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低気圧や前線に向かって南から湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しやすくなっています。

<各地で観測した1時間降水量(14時50分までの最大値)>
 中村(高知) 35.0 mm(〜13:20)
 古江(宮崎)  28.5mm(〜10:50)
 佐賀関(大分)26.0 mm(〜12:00)
 盛山(沖縄)  24.5mm(〜8:20)
 枕崎(鹿児島) 22.5mm(〜10:20)

>>このあとの雨雲の動き

太平洋側では局地的に強い雨のおそれも

このあとは、低気圧や前線は東へ進み、太平洋側を中心に雨が強まります。局地的には、1時間に30mmを超えるような激しい雨になるおそれもあります。
あす9日(金)にかけては、大雨となるおそれがあるので、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にも注意が必要です。

<あす9日(金)12時までに予想される24時間の降水量>
(多いところで)
 愛知県・岐阜県・三重県 100mm
 山梨県・静岡県の山沿い 180mm
 関東西部山沿い 150mm
 関東北部山沿い 150mm
 東北太平洋側  100mm
 北海道 道南道東の太平洋側 150mm

強風、暴風や高波にも注意

太平洋側では低気圧接近前に南よりの風が、日本海側では低気圧通過後に北よりの風が強く吹く予想です。
沿岸部では暴風や高波に注意してください。

<あす9日(金)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)>
 九州北部  20m/s(30m/s)
 関東沿岸  15m/s(30m/s)
 東北太平洋側 18m/s(30m/s)
 東北日本海側 16m/s(30m/s)

融雪災害にも警戒を

北陸や東北、北海道でも雪ではなく、雨が降るところがあり、気温も高くなるため、雪解けが急速に進みます。
積雪の多いエリアでは、雪崩や屋根からの落雪、河川増水、道路冠水などに警戒をしてください。
また、雪が多く残る山では、今回の雨により水分を多く含む「スラッシュ雪崩」の危険もあるので、雪山登山は控えるようにしてください。
>>きょう・あすの天気と気温
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