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霧島山 新燃岳で爆発的噴火 鹿児島空港で欠航相次ぐ

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2018/03/06 17:16 ウェザーニュース

鹿児島県と宮崎県の県境付近に位置する霧島山・新燃岳では、3月1日(木)に発生した噴火が、6日(火)15時現在も継続しています。
〔リンク〕ウェザーニュース ライブカメラ
〔リンク〕ウェザーニュース 火山情報

7年ぶりに爆発的噴火が発生

気象台の発表によると、6日(火)14時27分に今年1回目となる爆発的噴火が発生しました。噴煙は火口上2100メートル(海抜約3500メートル)にまで上昇しました。
続いて14時47分にも今年2回目となる爆発的噴火が発生し、噴煙は火口上2300メートル(海抜約3700メートル)にまで上昇しました。
その後も15時09分には今年3回目、15時48分には今年4回目となる爆発的噴火が発生しています。

新燃岳での爆発的な噴火は、2011年以来約7年ぶりです。

鹿児島県霧島市方面で降灰

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3月6日15時までの報告
噴煙は南西方向へ流れており、ウェザーニュースに寄せられた投稿をまとめると、鹿児島県霧島市方面で降灰の報告が増えています。お出かけの際はマスクなどを着用するのが良さそうです。

今日は、上空を北東の風が吹いているため、噴煙は鹿児島湾方面に流れる予想です。新燃岳の南〜南西側に当たるエリアは、この後も降灰に注意してください。
〔リンク〕天気予報・週間予報

鹿児島空港で欠航相次ぐ

鹿児島県霧島市にある鹿児島空港では、火山灰の影響で午後の旅客便の発着に、欠航などの影響が出ています。ご利用予定のある方は、事前に航空会社からの案内を確認するようにしてください。

今後、風向きが変わると宮崎空港など他の空港でも影響が出る可能性があります。今後の情報にも注意してください。

防災上の警戒事項など

新燃岳では、噴火警戒レベル3(入山規制)が継続中です。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。

ウェザーニュースの火山情報ページでは、ライブカメラで火山の今の様子を見られるほか、上空の風向きなど毎日の気象状況を踏まえ、噴煙の流れる向きなど最新情報を確認できます。ぜひご活用ください。
〔リンク〕ウェザーニュース 火山情報
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