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春の陽気で桜の生長がやや早い傾向に変化 靖国は3/20に開花

ウェザーニュース 第4回桜開花予想
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2018/03/07 02:37 ウェザーニュース

まだまだ寒い日もありますが、春本番のような暖かさを感じる日も出てきました。ウェザーニュースでは、2018年第4回桜開花予想を発表します。

過去14年間でのべ18万人の「さくらプロジェクト」参加者から寄せられた200万通以上の桜リポートや2801通のつぼみ調査報告(2018年3月1〜3日実施)、さらに気象予測をもとに算出。お花見旅行などの計画にお役立てください。

西・東日本では例年並〜やや早い、北日本は例年並の予想

ソメイヨシノ開花予想日(名所)
・靖国神社(東京都)   3月20日
・熊本城(熊本県)    3月21日
・高知公園(高知県)   3月21日
・上野恩賜公園(東京都) 3月22日
・清水寺(京都府)    3月28日
・弘前公園(青森県)   4月21日


今シーズンのソメイヨシノの開花は、3月20日に舞鶴公園(福岡県)や靖国神社(東京都)で始まり、熊本城(熊本県)や高知公園(高知県)、上野恩賜公園(東京都)など3月下旬に続々と開花し、3月末から満開を迎える所が増えていく見通しです。

今冬の厳しい寒さにより休眠打破も確実に行われ、2月末からの暖かさでつぼみの生長が加速しました。このため、昨年の同時期より生長が進んでいるエリアが多くなっています。ただ、2月下旬も寒気の影響を受けた北陸や東北は、生長が遅れ気味です。

この先3月は、開花期を迎える後半に晴れる日が多く、強い寒の戻りはない見込みです。このため、西・東日本の太平洋側を中心に、開花時期は例年並〜やや早くなりそうです。ただ、天気が周期的に変化し寒暖の変化が大きいため、つぼみの生長は加速と減速を繰り返します。このため、北陸は例年並〜やや遅い予想です。

北日本では、3月下旬から周期的に天気が変化し、暖かい日が増える見込みのため、つぼみの生長が加速していきます。開花の時期は、例年並みの所が多くなりそうです。弘前公園(青森県)は、GW前に満開を迎えるため、GW前半のお花見がおすすめです。五稜郭公園(北海道道南)は、4月下旬に咲き始め、GWいっぱいお花見を楽しめそうです。

ウェザーニューズの桜開花予想の手法

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ウェザーニューズでは、これまでに「さくらプロジェクト」に寄せられた200万通以上の桜のリポートおよび桜の名所700か所への独自取材をして得られた実況データを統計的に分析し、今シーズンの実況気温・予想気温のデータをもとに開花日を予測しています。
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