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関東はスギ花粉の飛散が本格化
いよいよ北陸や東北も飛散開始へ

第4回花粉飛散傾向

2018/03/06 15:16 ウェザーニュース

2月は強い寒気が流れ込んだため、花粉の飛散開始は遅れる傾向となりました。3月は一時的に寒さが戻る日もあるものの、気温は平年並か平年より高い傾向となります。

このため、花粉シーズンに入っている地域を中心に、続々とスギ花粉の飛散が本格化。条件が揃えば大量飛散となる可能性があるので、花粉症の方は万全な対策が欠かせません。
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【飛散開始予想】
北陸や東北も3月中旬に花粉シーズンへ

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3月は寒気の南下によって、一時的に寒さが戻る日もありますが、気温は概ね平年並か平年より高い傾向です。中旬は天気が周期変化し、下旬は西・東日本の太平洋側を中心に晴れる日が多くなる見込みです。また、北日本や北陸エリアの雪の降る日も、平年より少なくなると考えられます。

今後は他のエリアでもスギ花粉の飛散が本格化していくとみています。大雪に見舞われた北陸や東北でも、東北も3月中旬には花粉シーズンに入る予想です。
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【飛散ピーク予想】
西・東日本のスギ花粉は3月下旬まで、ヒノキ花粉は3月下旬〜

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すでにスギ花粉の飛散が本格化している関東は3月中旬まで、東海や九州は3月下旬までが飛散ピークとなる予想です。その他のスギ花粉のピークは、西・東日本の広範囲で3月中旬〜下旬、東北では3月中旬〜4月中旬とみています。

3月が終わりに近づくと、西日本からヒノキ花粉の飛散が増えていきます。九州は3月下旬〜4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。

また、シラカバ花粉が飛散する北海道では、道南・道央はゴールデンウィーク前後、道北・道東は5月中旬に飛散ピークを迎える予想です。
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【飛散量予想】
全国的に少なめの平年比65%に

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2018年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、全国で平年の65%となる見込みで、東日本を中心に平年の50%未満となる地域が目立ちます。特に、記録的な日照不足となった関東は、東京都で平年の50%、茨城県では平年の28%となる予想です。ただ、風が強い日や雨の降った翌日などは一時的に花粉の飛散が増えるため、油断せず対策を行ってください。
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