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霧島山 新燃岳の噴火が継続 宮崎市内も降灰に注意

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2018/03/03 20:33 ウェザーニュース

鹿児島県と宮崎県の県境付近に位置する霧島山・新燃岳では、3月1日(木)に発生した噴火が、3日(土)9時現在も継続しています。
〔リンク〕ウェザーニュース ライブカメラ
〔リンク〕ウェザーニュース 火山情報

宮崎市内で降灰

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宮崎県宮崎市(8:00)
今日は西風に乗って噴煙は東に移動。宮崎県内のウェザーニュース会員からは、車に積もった火山灰の写真が投稿されました。
「昨夜は外が硫黄臭くてたまりませんでした。ベランダの手すりは灰でざらざらです。」
お出かけの際はマスクなどを着用するのが良さそうです。

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3月3日19時までの報告
ウェザーニュースに寄せられた投稿をまとめると、新燃岳の東側で「降灰うっすら」の報告が増えています。

前線が接近して宮崎県の天気は下り坂。昼頃になると徐々に雨が降り出す予想です。
お出かけにはあいにくの天気になりますが、降灰を洗い流してくれる雨になりそうです。
〔リンク〕天気予報・週間予報

防災上の警戒事項など

新燃岳では、噴火警戒レベル3(入山規制)が継続中です。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
〔リンク〕ウェザーニュース 火山情報
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