見える時間帯と方角

今回観測できるのは、各地の日没後から約1時間以内と、比較的短い時間となります。
東京の今日の日の入り時刻は17時39分。その後空が暗くなり始めると、西の空に明るい金星が見え始めます。
日の入り時刻の金星の高度は約10度。握りこぶしを縦につくった腕を水平に伸ばし、地平線から握りこぶし1つ分くらい上、というかなり低い位置となります。なるべく低空まで見渡せる、見晴らしの良いところで観察するのがおすすめです。
一方の水星は、金星と比べて明るさが弱く見えますが、金星を目印にすると、右隣に並んでいる様子が肉眼でも見られます。
見え始めたのも束の間、日の入りから約1時間で金星や水星は沈んでしまいます。
東京の今日の日の入り時刻は17時39分。その後空が暗くなり始めると、西の空に明るい金星が見え始めます。
日の入り時刻の金星の高度は約10度。握りこぶしを縦につくった腕を水平に伸ばし、地平線から握りこぶし1つ分くらい上、というかなり低い位置となります。なるべく低空まで見渡せる、見晴らしの良いところで観察するのがおすすめです。
一方の水星は、金星と比べて明るさが弱く見えますが、金星を目印にすると、右隣に並んでいる様子が肉眼でも見られます。
見え始めたのも束の間、日の入りから約1時間で金星や水星は沈んでしまいます。
水星は観察が難しい惑星
水星は、地球から見ると常に明るい太陽方向に位置しているため、観察するのが難しい惑星です。時期により、日の出直前の東の空か、今日のように日の入り直後の西の空でしか見ることが出来ないため、空の明るさが邪魔をして見つけにくい天体なのです。ぜひ今日の機会を活かして、明るい金星を目印に水星を探してみてください!
今月は水星が見やすい

また水星は、3月11日(日)頃〜20日(火)頃にかけて、日の入り30分後の高度が約10度を超えて、今日よりも高い位置で観測することが可能です。今日見逃してしまっても、まだチャンスはありますので、夕方の西の空に注目してみてください!
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