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四国地方で「春一番」発表

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2018/02/28 18:41 ウェザーニュース

きょう28日(水)は低気圧が発達しながら日本海を進んでいます。
この影響で、日本列島では強い南よりまたは東よりの風が吹き、太平洋側を中心に10メートルをこえる、やや強い風が吹いているところがあります。

この風と気温上昇を受け高松地方気象台より四国地方で「春一番」が発表されました。

昨年より11日遅い発表となりました。

※九州北部・中国・北陸地方では、今年は2月14日に「春一番」がすでに発表されています。
>>現在の風の強さは?

春一番とは?

春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが一つの目安になります。

春一番が吹いた日は、気温が上昇。翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多い傾向にあります。

(地名) (基準)
九州南部   8m/s
九州北部   7m/s
 四国  10m/s
 中国  10m/s
 近畿    8m/s
 東海    8m/s
 北陸  10m/s
 関東    8m/s

※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。
>>現在の各地の風速は?

春一番は災害発生のリスクも

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「春一番」という言葉の響きから、ウキウキした春を連想するかもしれません。ただ、春の嵐は
 ・雪崩
 ・海難事故
 ・火災
など…災害をもたらすこともあり、十分な警戒が必要です。

花粉の飛散にも注意

暖かい南からの風が強く吹くということは、花粉の飛散も増えることが予想されます。
花粉症の方はしっかり対策をした方が良さそうです。
>>花粉に関する情報はこちら
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