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北海道道東は今季一番の大雪の恐れ 5年前の3月2日も同様の猛吹雪に

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2018/03/01 11:08 ウェザーニュース

低気圧が発達しながら北海道の南の海上を進むため、1日(木)は太平洋側を中心に大雪の恐れがあります。
>>低気圧の動きを天気図で確認

帯広は30cmを超える降雪

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1日24時までの24時間の積雪増加量
1日(木)の朝に関東付近で発生した低気圧は発達しながら三陸沖を北上し、夜には北海道の南東海上に達する見込みです。日本海を進む低気圧と合わせ、北海道の広い範囲に雪を降らせます。帯広市で今シーズン、最も雪が強く降ったのは12月5日で一日の降雪量は19cmでした。今回は30cmを超える積雪が予想され、2年ぶりの大雪となりそうです。

◆ピーク時間
道南太平洋側 3/1 午前中
道東太平洋側 3/1 午後
※短時間で積雪急増の恐れあり

◆今回の積雪増加量
内陸 30〜50cm
>>予想積雪量をマップで確認

短い時間で積雪が急増することにより除雪が追いつかず、移動が困難になることが考えられます。さらに湿った重たい雪であるため、電線に着雪することによる停電なども懸念されます。雪が強まる前に最低限の燃料や食料などを確保しておくと良さそうです。

5年前の3月2日も同様の荒天に

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北海道根室市 2013年3月2日撮影
また、低気圧は2日にかけてオホーツク海でさらに発達し、広い範囲で暴風雪の恐れがあります。ちょうど5年前の3月2日にはオホーツク海側で突然猛烈な吹雪に見舞われ、多くの方が亡くなりました。今回も、急に視界がほとんど効かないようなホワイトアウトになる恐れもありますので、吹雪になってきたら外出は控えるようにしてください。
>>詳しい天気を確認
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