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【3月の天気傾向】後半は春が本格化 花粉や融雪災害に注意

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2018/02/27 08:28 ウェザーニュース

2018年3月は、前半に強い寒気が南下する予想ですが、後半は春らしい天気へ。ようやく暖かさを感じられるものの、広範囲で花粉の飛散が本格化します。
また、この冬は記録的な豪雪となった所が多いため、融雪災害にも注意が必要です。
>>詳しい花粉情報をチェック
>>5月までの天気を解説

北日本:春の兆しは月後半から

天気
前半は西高東低の冬型の気圧配置となりやすく、強い寒気が南下する予想。日本海側では大雪の恐れがあります。
後半は徐々に周期変化となり、日差しの温もりを感じられる日もありそうです。

気温
気温も平年並みかやや高くなるため、融雪による災害に注意が必要です。
東北北部でもスギ花粉の飛散が始まる見込み。あらかじめ万全の対策を。

東日本:ほころぶ桜と花粉飛散に春を実感

天気
前半は冬型の気圧配置となりやすく、強い寒気が南下する予想。北陸エリアでは大雪の恐れがあります。
一方、 関東甲信・東海エリアでは晴れる日が多くなります。

後半は周期的に低気圧と高気圧が通過。日差しの温もりを感じる日もあります。

上旬にはスギ花粉の飛散が広範囲で本格化。花粉症の方にはツライ毎日に。
下旬には関東や東海エリアから段々とサクラ開花の便りが届きそうです。

気温
気温は一時平年より高くなる日があるものの、平年よりやや低い日が多くなります。
晴れた日は暖かくなりますが、内陸部を中心に朝晩と昼間の体感差大。服装で上手に体感温度の調節を。
豪雪に見舞われた北陸など積雪エリアは融雪による災害にご注意ください。

西日本:徐々に春らしい暖かさに

天気
上旬は西高東低の冬型の気圧配置となり、強い寒気が南下する予想。
近畿北部や山陰エリアでは雨や雪が降りやすく、その他のエリアは晴れる日が多くなります。

ただ、中旬からは低気圧や前線通過によって天気が周期変化して、太平洋側でも傘の出番に。

上旬にはスギ花粉の飛散が広範囲で本格化。花粉症の方にはツライ毎日に。
下旬にはサクラ開花の便りが届きそう。

気温
気温は概ね平年並みの見込み。晴れた日は暖かくなりますが、内陸部を中心に朝晩と昼間の体感差大。
服装でうまく調節を。積雪エリアは融雪による災害にご注意ください。

沖縄:徐々に春らしい暖かさに

天気
晴れる日はあるものの、前半ほど前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなります。
後半ほど、南国らしいギラギラ強い日差しが届く日もでてきそう。

気温
段々と過ごしやすい体感の日が多くなって、衣替えも本格化していきそうです。
>>5月までの天気

※本文中で使用している期間は以下を指します。
・上旬:1~10日
・中旬:11~20日
・下旬:21~月末
・前半:1~15日
・後半:16~月末
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