「ガンジツソウ」の異名もある
地域やその年の天候などによりますが、野生のフクジュソウはだいたい1月中旬から4月に開花します。鉢植えのフクジュソウは正月ごろに咲くことなどから、「ガンジツソウ」(元日草)の別名もあります。
赤やオレンジのフクジュソウもありますが、最もポピュラーなのは黄金色のフクジュソウです。自生しているフクジュソウの花々が太陽に向かって開いている様は、可憐で美しく、見る人の心を和ませてくれます。
しかし、このフクジュソウ、実は“危険な花”でもあるのです。
赤やオレンジのフクジュソウもありますが、最もポピュラーなのは黄金色のフクジュソウです。自生しているフクジュソウの花々が太陽に向かって開いている様は、可憐で美しく、見る人の心を和ませてくれます。
しかし、このフクジュソウ、実は“危険な花”でもあるのです。
“危険な花”で、注意も必要
愛らしいその姿からは想像しにくいのですが、フクジュソウは有毒成分を含む“毒草”なのです。食べると、非常に危険なので、山菜などと間違えないように注意してください。
「シカやイノシシ、家畜もいっさい食べないですよ。動物は毒だとわかるんですね。でも、花や葉、茎に触れるのは問題ありません。食べなければ大丈夫です」。そう話すのは、松本市四賀(しが)観光協会の事務局長・金井保志さんです。
長野県の松本市四賀観光協会では毎年、早春に「福寿草まつり」を開催しています(今年は3月10~21日)。金井さんはフクジュソウに詳しく、福寿草まつりの運営に携わっています。
「シカやイノシシ、家畜もいっさい食べないですよ。動物は毒だとわかるんですね。でも、花や葉、茎に触れるのは問題ありません。食べなければ大丈夫です」。そう話すのは、松本市四賀(しが)観光協会の事務局長・金井保志さんです。
長野県の松本市四賀観光協会では毎年、早春に「福寿草まつり」を開催しています(今年は3月10~21日)。金井さんはフクジュソウに詳しく、福寿草まつりの運営に携わっています。
フクジュソウの花言葉は?
フクジュソウには幾つかの花言葉があります。たとえば「幸せを招く」「永久の幸福」。さらに「成就」「おめでた」というのもあります。いかにも、めでたい言葉が並んでいますね。
ここでもう一度、フクジュソウを漢字で書いた字を思い出してください。そう、「福寿草」でしたね。この「福」には幸福、「寿」には長寿の願いが込められています。まさに幸せや希望を呼び込む花なのです。
しかも、早春に咲く花ですから、フクジュソウは「福と春を同時に招く花」と言ってもよさそうですね。
ここでもう一度、フクジュソウを漢字で書いた字を思い出してください。そう、「福寿草」でしたね。この「福」には幸福、「寿」には長寿の願いが込められています。まさに幸せや希望を呼び込む花なのです。
しかも、早春に咲く花ですから、フクジュソウは「福と春を同時に招く花」と言ってもよさそうですね。
“インスタ映え”するフクジュソウの撮り方は?
インスタグラムやツイッター、ブログなどが盛んな昨今、フクジュソウの花を見かけたら、スマホやデジカメを向けてみたくなる人もいるでしょう。撮影するときは、どんな点に注意するとよいのでしょうか。
「フクジュソウは日光に向かって咲きますから、撮影者は太陽を背にしてスマホやカメラをフクジュソウに向けてください。それで、きれいに撮れますよ」と金井さんが教えてくれました。
福と春を感じに、フクジュソウに会いに出かけるのもいいですね。 それが難しい場合は、フクジュソウの鉢植えを部屋に飾ってみるのもいいかも。
日のあたる 窓の障子や 福寿草(永井荷風)
こんな素敵な一句が浮かんでくるかもしれませんよ。
〔リンク〕この先の天候 長期見解
〔リンク〕ウェザーニュース記事一覧
「フクジュソウは日光に向かって咲きますから、撮影者は太陽を背にしてスマホやカメラをフクジュソウに向けてください。それで、きれいに撮れますよ」と金井さんが教えてくれました。
福と春を感じに、フクジュソウに会いに出かけるのもいいですね。 それが難しい場合は、フクジュソウの鉢植えを部屋に飾ってみるのもいいかも。
日のあたる 窓の障子や 福寿草(永井荷風)
こんな素敵な一句が浮かんでくるかもしれませんよ。
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