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独自花粉観測機『ポールンロボ』
全国で花粉観測中

あなたの街の花粉に目を光らせます!
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2018/02/16 13:37 ウェザーニュース

『ポールンロボ』は、ウェザーニューズが独自開発した花粉観測機。

人の顔に見立てた直径約15cmの球体で、口の部分からは人の呼吸量と同量の空気を吸い込み、空気中に含まれる花粉を観測しています。

目の色で花粉量をお知らせします!

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5色の目の色で花粉量をお知らせ
『ポールンロボ』の目の色は、観測した花粉の数によって「白」「青」「黄」「赤」「紫」の5段階で変化し、設置場所の花粉飛散量がひと目でわかります。

全国の設置家庭に向けて出荷直前最終試験中の様子はこちら↓

▼カラフル『ポールンロボ』(30秒動画)


『ポールンロボ』が観測したリアルタイムの花粉飛散量のデータは、スマートフォンアプリ「ウェザ—ニュースタッチ」やウェブサイトの『花粉Ch.』(https://weathernews.jp/s/pollen/)にて、無料で公開されています。

どうやって花粉をはかってるの?

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花粉センサーの仕組み
『ポールンロボ』が吸い込んだ空気に含まれる粒子には、花粉だけでなくホコリも含まれます。

花粉とホコリでは粒子の表面のカタチや大きさが異なる(花粉はツルツル、ホコリはザラザラ)ため、この違いを『ポールンロボ』の花粉センサーが見分けて、花粉と判定したものをカウントします。

現在6代目!進化する『ポールンロボ』

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歴代のポールンロボ
『ポールンロボ』は現在6代目。試行錯誤を経て、今の形になりました。
2017年から導入された6代目は、新たに無線LANに対応した『ポールンロボ』が登場。2018年は、この無線対応のポールンロボが増産されました。
これでネットワークと電源さえあれば、お花見やキャンプなどどこでも観測可能に!?

『ポールンロボ』誕生で、花粉予報の精度が飛躍的に向上
最新リポート
さて、『ポールンロボ』誕生以前は「ダーラム法」という、24時間屋外にスライドガラスを置き、付着した花粉を顕微鏡で見て数える方法が主流でした。この方法の場合、情報の更新は最速でも1日1回。数日おきに情報を公開する観測機関もあり、花粉の予報に役立てるには少々難しいところもありました。

その後、自動観測する『ポールンロボ』の誕生により、”リアルタイムな”花粉の飛散状況が把握できるようになりました。

その結果、それまで1県1日1つだった花粉予報が、いまでは1時間毎、地点ごとと、きめ細やかな情報提供が可能となり、予報精度も格段に向上しました。

花粉プロジェクトとは?

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みんなで花粉と戦う「花粉プロジェクト」

「花粉プロジェクト」は、花粉症の方々の役に立ちたい!という想いで、2005年から実施しているユーザー参加型の取り組みです。毎年、応募いただいた全国のご家庭・病院・学校に『ポールンロボ』を設置いただくとともに、毎日花粉症の症状をご報告いただきます。

『ポールンロボ』が観測した花粉飛散量のデータは、ウェザーニューズの予報センターが常に監視し、気象データや症状報告とを合わせて解析します。

解析結果は、毎日の花粉飛散予報、花粉シーズンイン・ピークの発表、個人の症状に合わせた対策の通知サービス『花粉対策アラーム』の配信などに活用されます。
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