ラニーニャが寒波に繋がるメカニズム
「ラニーニャ現象」とは、太平洋の東側、赤道付近のペルー沖で、海面水温が平年より低くなる現象のことをいいます。
ラニーニャ現象が発生すると、フィリピンやインドネシアなど赤道付近の太平洋西側では、ペルー沖とは反対に海面水温が平年よりも高くなります。
そうすると、太平洋西側では、対流活動が平年よりも活発化します。
ラニーニャ現象が発生すると、フィリピンやインドネシアなど赤道付近の太平洋西側では、ペルー沖とは反対に海面水温が平年よりも高くなります。
そうすると、太平洋西側では、対流活動が平年よりも活発化します。
太平洋の西側で対流活動が活発になると、その上空にある高気圧が強められ、今回は平年よりも北西側に広がりました。
この影響で上空の偏西風が蛇行し、日本付近では平年より南側に位置するようになりました。
その結果、大陸からの強い寒気が流れ込みやすくなり、今回の記録的な低温や大雪がもたらされる原因の一つとなったと考えられています。
今後も大雪に注意を
このあと2月末頃にかけても、北日本を中心に寒気が流れ込みやすくなる予想です。
日本海側を中心に、大雪となる可能性がありますので、引き続き雪への備えを緩めず、最新の気象情報を確認してお過ごしください。
>> この先1週間の天気・気温予報
>> 4月にかけての長期見解
日本海側を中心に、大雪となる可能性がありますので、引き続き雪への備えを緩めず、最新の気象情報を確認してお過ごしください。
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