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冬のオススメ「生クリーム救済レシピ」4選
バレンタインの余りも素敵に変身!

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2018/02/15 06:15 ウェザーニュース

きのう2月14日はバレンタインデーで盛り上がりましたね。でも手づくりチョコやケーキなどを作った皆さん。中途半端な量の生クリームが残ってしまい、どう使ったらいいか困っていませんか?

料理研究家の町山千保さんに、この時季に旬をむかえる食材や、身体がポカポカ温まるメニューなど、冬にオススメの生クリームを使ったお手軽レシピをうかがいました。
>>この先、一週間も寒いの?

(1)生クリームで手作りバター

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生クリームが余ったら、自家製バターを作ってみませんか。無塩バターも美味しいですし、塩を少し加えても美味しいですよ。さらに、ホックホクのじゃがバターや海鮮バター焼き、お味噌汁やラーメンにちょっと入れたりなど、冬のあったかメニューのグレードアップにオススメです!

【材料】
・生クリーム:適量
・塩:適宜

【作り方】
1:小さな密閉できるビンに生クリームを入れ、とにかく振る。
2:10〜15分振り、シャバシャバした音がしてきたら水分を取り分ける。
3:水分が出なくなるまで何度か繰り返したら完成。

【ワンポイントアドバイス】
■生クリームはどんな分量でも作れます。根気よく振りましょう。
■ビンは、生クリームの分量の3倍程度の大きさの物を用意しましょう。
■出てきた水分は“ミルクバター”と呼ばれ、牛乳のように使えます。捨てずに活用してみてくださいね!

(2)いちごのクラフティ

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新品種の台頭によって多様な品種が流通しているいちごは、2月に旬をむかえる品種が多くあります。シーズン真っ只中のいちごを贅沢に使ったクラフティとは、フランスの伝統菓子。簡単で、美味しくて、可愛らしい一品です。

【材料】(2人分)
・いちご:12粒
・生クリーム:80g
・卵:1個
・グラニュー糖:40g
・薄力粉:10g
・粉砂糖:適量

【作り方】
1:ボウルに薄力粉とグラニュー糖を入れて混ぜ、卵を加えてさらに混ぜる。
2:1に生クリームを加え混ぜる。
3:耐熱皿にいちごを並べ、2を注ぎ入れる。
4:170℃に予熱したオーブンに3を入れ約30分焼く。美味しそうな焼き色がついたら取り出す。
5:仕上げに4に粉砂糖をふりかけたら完成。

(3)混ぜるだけ! レモン味のカルボナーラ風

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レモンは輸入物が多く、通年市場に流通しているので感じにくいですが、国産のものは12月下旬頃から3月頃までの冬が旬です。生クリームがあれば、ボウルで混ぜたレモン入りソースに絡めるだけで本格的なパスタに。寒い冬にワンボウルで仕上がるパスタは、準備時間もかからずアツアツをサッと食べられます! 

【材料】(2人分)
・ロングパスタ:160g
・生クリーム:100ml
・卵:1個
・粉チーズ:大さじ2
・レモン:1/2個
・黒こしょう:適量

【作り方】
1:鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(分量外:お湯に対して約1%)を入れ、ロングパスタを表示の時間通りに茹でる。
2:レモンは皮を取ってせん切りに。果汁は搾っておく。
3:2とその他の材料をボウルで混ぜ、茹であがった1を加えよく和える。
4:器に3を盛りつけ、黒こしょうをたっぷりふったら完成。

【ワンポイントアドバイス】
■さらにコクを出したいときは、ベーコンをカリカリに炒めたものを加えてもOK!
■レモンの代わりに、すりおろし生姜を加えるとさらに身体のほかほか効果も期待できます。

(4)生クリームで和風ドリア

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手づくりが面倒なホワイトソースも、生クリームとすりおろした長芋ですぐ完成!寒い時季に嬉しいアツアツのドリアは、味噌が味のアクセントになっていて、チーズとの相性もばっちりです。

【材料】(2人分)
・生クリーム:70g
・長芋:70g
・味噌:小さじ2
・ごはん:200g
・長ねぎ:1/2本
・醤油:小さじ1
・ごま油:大さじ1
・こしょう:適量
・ピザ用チーズ:30g

【作り方】
1:長芋をすりおろし、生クリーム、味噌と混ぜておく。
2:長ねぎは、斜めの薄切りにしておく。
3:熱したフライパンにごま油を入れ、2を炒める。
4:3にごはんを加えてさらに炒め、仕上げに醤油を回しかけ全体に馴染ませる。
5:耐熱皿に4を入れ、1を上からかける。
6:5にピザ用チーズをのせ、オーブントースターで焼き色がつくまで(約6〜7分)焼いたら完成!

【ワンポイントアドバイス】
■万能ソースなので、和風のチャーハンや野菜、パスタにも良くあいます。

最後に、生クリームはそのままでもホイップした状態でも冷凍保存が出来ます。

そのまま冷凍する場合は、製氷皿かジップ袋に平たくして凍らせると使いたい分だけ折って使えるので便利です。ホイップは絞り出した形で冷凍すればスープやコーヒーに入れてすぐに使えます。

余ったからといって捨ててしまうのはもったいですよね。今回紹介したレシピは冬に美味しく食べられるものばかり。余った生クリームの救済に、是非お役立てください。
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