気温の変化に要注意 日本海側では融雪の恐れ
2018/02/14 06:56 ウェザーニュース
日本海側は雪や雨が降りやすく、太平洋側の天気は周期的に変化します。また、全国的に気温のアップダウンが大きくなりますので、体調管理は万全に。
北日本・日本海側:積雪エリアは融雪注意
だんだんと寒気のピークは越えますが、雪や雨の降りやすい日は続く見込みです。特に週末は、北海道の道東を中心に、強い雪に注意が必要です。
寒さが緩む日もあるため、積雪の多いエリアでは、融雪による洪水や屋根からの落雪に注意が必要です。また、山沿いでは雪崩の危険性が高まるため、スキーなどのレジャーに行かれる方は十分にご注意ください。
太平洋側:体感差に注意
天気は周期的に変化します。金曜日は低気圧や前線の影響で、広い範囲でスッキリしない天気となりますが、週末は晴れてお出かけ日和となりそうです。
昼間は気温の上がる日もあり、気温のアップダウンが大きくなります。体調を崩しやすい時期なので、体調管理は万全に。
沖縄:一足お先に春を満喫
暖かい日が多く、先島諸島では夏日となる最高気温が25℃まで上がることも。
冬が長引く本州を尻目に一足先に春爛漫を満喫できそうです。
降雪量の予想
強い寒気と日本海に発生する雪雲のライン(JPCZ)の影響で、日本海側のエリアでは13日(火)にかけて大雪に注意が必要です。先日の積雪が多く残っているエリアでは、積雪の更なる増加で建物の倒壊の恐れもあるため、こまめに除雪作業を行うようにしてください。
【14日09時までに予想される降雪量】
《北海道日本海側》
50~70cm
《東北北部日本海側》
70~100cm
《東北南部日本海側》
120~150cm
《東北太平洋側》
山沿い40~60cm、平地10~20cm
《北陸東部》
120~150cm(特に下越山沿い)、佐渡島60~80cm、平地60~80cm 。
《北陸西部》
山沿い100~130cm、平地50~80cm(福井県嶺北)
《関東北部》
山沿い30~50cm
《甲信北部》
山沿い40~60cm
《飛騨》
80~100cm
《濃尾平野》
0~2cm
《近畿北部》
20~40cm
《京阪神》
平地0~2cm、山沿い5~10cm
《近畿南部》
平地3~5cm 、山沿い10~20cm
《山陰》
30~50cm
《山陽》
平地5~10㎝、山沿い20〜30㎝
《四国瀬戸内側》
平地10~15cm(愛媛南予)、山沿い20~40cm。
《四国太平洋側》
平地0~5㎝、山沿い15~25cm
《九州北部》
平地5~15㎝、山沿い20~40cm
《九州南部》
平地0~2㎝、山沿い10~15cm
花粉の飛散には要注意
気温が上がると飛び始めるのが花粉。特に症状の出やすい方は、早め早めの対策を心がけて下さい。