facebook line twitter mail

天気下り坂サインで空はスペクタクル!

2018/02/10 10:39 ウェザーニュース

富士山の近くでつるし雲(山の風下にできるUFOのような雲)が見られていますが、その他にも天気下り坂のサインが現れています。
〔リンク〕全国のライブカメラ

関東甲信エリアの各地からは、虹色の現象が投稿されています。

box0
環天頂アーク 東京都日の出町より(8:58)
この虹色のアーチは「環天頂アーク」で、天頂(空のてっぺん)付近に現れます。通常の虹が逆転したような弧を描くため「逆さ虹」とも呼ばれます。上空の薄い雲が広がった時、雲を構成する氷の粒によって太陽光線が屈折し、光が七色に分かれて現れます。

様々な虹色現象

box1
虹色に見える現象の例
このほか、ハロ(日暈)や幻日、タンジェントアークなどなど様々な光学現象が現れました。雲の厚さや太陽の位置など様々な条件が揃わないと現れないため、見られるとラッキー!…ですが、これらも天気が下り坂のサインです。上空に雲が広がり始め、低気圧が近づいてくるサインとなります。

天気下り坂のサイン

box2
雨雲からの距離によって空模様が変化
虹色現象が見られた後に、波のような雲が見え、雲が厚みを増してくると、半日から一日で雨が降り出すことが多くなります。

今日の東日本でも、夕方にはすでに雨が降り出してしまう所がありそうです。
レアな虹色の現象が見られたら、折り畳み傘がラッキーアイテムです。

〔リンク〕天気予報・週間予報
〔リンク〕ウェザーニュース記事一覧

  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント