facebook line twitter mail

一度は見てみたい!
冬の風物詩「流氷」

top

2018/02/18 07:14 ウェザーニュース

北海道稚内市(2月6日撮影)
今年も、北海道には流氷がやってきています。
ここ最近は常呂から知床にかけてびっちりと接岸している日が続いていて、例年以上に見ごたえがあるそうです!
〔リンク〕天気予報・週間予報

流氷とは

box0
流氷は、冬のオホーツク海の風物詩で、水面を漂流する氷のこと。

日本にやってくる流氷は、ロシア領のシャンタル諸島付近からやってきます。

11月頃からシャンタル諸島付近で凍り始めます。冬が深まると、海面の凍る面積はどんどん広がり、オホーツク海は最大で80%凍ります。そうして流れ出た氷の一部が、天気や北風などの気象条件によって流され、接近してくるのです。

見に行った事があるのは1割未満

box1
調査実施:2016/01/28 回答:9851人
2016年の流氷シーズンに実施した調査では、見に行ったことが「ある」と回答した方は、全国の約1割。さすがに少数です。

ただ、北海道の方だけで見ると、「ある」という方はなんと半数以上(52%)でした。

圧巻!流氷写真館

box2
北海道紋別郡雄武町(2月6日)
「流氷びっちり。びっちり過ぎてただの雪原にみえる(^_^;)」

box3
北海道枝幸郡浜頓別町(2月6日)
「太陽の光を浴びて真っ白な海よー!」

box4
北海道網走市(2月7日)
「接岸してて ほんと 壮大で見とれました。」

一度は、生で見てみたいですね。

天気図で日本への接近がわかる!?

box5

日本のオホーツク海沿岸に接近しやすくなるということは、流氷が流れてくる向き、つまり北から風が吹くときになります。
大まかな風の向きは、天気図の気圧配置から推測することができます。
オホーツク海沿岸で北風が吹くのは、低気圧が北海道の南を通過して東の海上に去ったころになります。

一方、低気圧が千島列島北部で発達した時など、北西〜西の風が吹くときには、岸から遠ざかりやすくなってしまいます。

週間天気図で北風が吹きやすい気圧配置を見かけたらチャンス!流氷探しの参考にしてみてください。

>>週間の天気図はチェック!
>>週間天気はこちらから
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント