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【週刊地震情報】日本域は地震少なめ、震度3は2回

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2018/02/04 17:10 ウェザーニュース

最近一週間の地震回数は前の週に比べ少ない傾向でした。震度3以上の回数は2回に留まっています。(1月29日~2月3日の集計)
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国内:北と南で最大震度3が発生

1月31日早朝、浦河沖を震源とするM4.7の地震が発生しました。震源に近い北海道日高地方の新冠町や浦河町で震度3を観測しています。

このエリアは地震が非常に多く、震度3以上は今年で早くも2回目。年平均で見ても2~3回のペースで発生しています。1982年にはM7.1、最大震度6(当時の基準)の地震が発生、最近でも2016年1月にM6.7、最大震度5弱の地震が起きています。

北海道では先日、長期評価が発表された千島海溝沿いの地震が注目されていますが、浦河沖は短い間隔で強い地震が起きていますので、注意が必要なエリアと言えます。

世界:南半球でM6クラスの地震発生

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アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は4回発生しました。4回のうち3回は南半球で発生し、最も大きかったものはアフリカの南西海上を震源とするM6.6の地震です。

この地震は深さが10kmと浅い所で起きていますが、横ずれ型で津波の発生はありません。陸地からも離れているため揺れた地域はほとんどないと見られます。

今回の震源はアフリカプレートと南極プレートの境界にあたります。沈み込み帯ではなく、プレートが離れる動きをしているため、地震の発生頻度はそれほど多くはありません。
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