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関東の雪は落ち着くも
3日朝は内陸ほど凍結に警戒

2018/02/02 13:40 ウェザーニュース

昨日1日(木)夜から降り出した雪は段々落ち着いていきますが、関東北部や西部を中心に雪が積もっています。前回ほどの大規模な残雪は無いものの、今夜の冷え込みの影響で3日(土)朝は凍結に注意が必要です。
>>今夜の冷え込みは?

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今夜遅くまでの積雪状況と明朝の気温をもとに、明朝の道路凍結の状況を色分けしてみました。

関東エリアは雪や雨が上がってきましたが、日中の気温が低いため、現在積雪している所は明朝まで残ります。メインの道路は雪が残っていなくても、少し路地に入ると残っている場合があるので要注意。
また、路面が濡れている所は明日の朝まで乾燥する可能性は低くなっており、今夜、気温が下がり出すと凍結しそうです。

なお、赤のエリアは先週の残雪が氷に変わった所に積雪していますので、見た目以上に滑りやすくなっています。十分ご注意ください。

凍結路面を歩く時の注意 5か条

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◆足の裏全体で歩く
すべってしまう人の多くは、普段のクセでかかとから地面に着いてしまい、その結果、体重が一点に集中してしまう傾向にあります。
踏み込むときも、足を上げるときも、なるべく足の裏を地面と平行になるように歩くと、すべりにくくなります。

◆歩幅に注意
前後の歩幅が大きくなるほど、着地の際にかかとなど1ヶ所に体重がかかりやすくなります。そのため、前後の歩幅は小さいほうが吉。
一方、左右の歩幅が小さい(左右の足が近い)と踏ん張りが効きにくいため、左右の歩幅は大きい方が良いかもしれません。

◆目線は足先
何気に重要なのが”目線”です。足先を見ながら歩くことで、路面状況を把握でき、踏んでも大丈夫そうなところが分かります。

◆靴の種類も重要
すべらないためには、もちろん靴の種類も重要。女性のヒールのように体重が一点に集中しやすい靴や、底を加工していない革靴のように引っかかりの少ない靴は滑りやすいもの。専用グッズを用意しないまでも、面が大きく凸凹した靴底の靴のほうが、すべりにくくなります。

◆時間に余裕を持って
「急ぐ・焦る」はすべるもと。少し慎重なくらいでも、ゆっくり踏みしめて歩いたほうが、すべるリスクは下げられます。そのためにも、時間に余裕を持って行動したいですね。

もし転びそうになったら…

どんなに気をつけていても、すべって転んでしまうときはあります。そんなとき、とっさに手や腕で体を支えたくなりますが、それは危険。支えた手や腕がすべってしまい、骨折などさらなるダメージに繋がる恐れがあります。

なるべく受け身のように体全体で転んだり、お尻など肉付きがよくショックを吸収しやすい部位(かつ頭から遠いところ)で着地したりする方が、ダメージを小さく抑えられるかもしれません。
>>今夜の天気・冷え込みは?
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