いつもと違う欠け際

普段私たちが見ている月は輪郭がはっきりとしていますよね。
しかし、月食の時は欠け際の輪郭がぼんやりとしています。
これは、地球に大気があるために太陽の光が散乱され、地球の影の周辺部がはっきりしていないからです。
暗い夜空にまるで溶け込んでいくかのような、いつもと違う月の姿にご注目ください!
しかし、月食の時は欠け際の輪郭がぼんやりとしています。
これは、地球に大気があるために太陽の光が散乱され、地球の影の周辺部がはっきりしていないからです。
暗い夜空にまるで溶け込んでいくかのような、いつもと違う月の姿にご注目ください!
徐々に見えるようになる星空
満月の時は、明るい月の光に阻まれ、月に近い星は見にくくなります。
しかし、皆既食中は月の明るさが抑えられるため、星が見やすくなるんです!
月食の時は月ばかりに注目してしまいがちですが、ぜひ周辺の星も観測してみてください。
しかし、皆既食中は月の明るさが抑えられるため、星が見やすくなるんです!
月食の時は月ばかりに注目してしまいがちですが、ぜひ周辺の星も観測してみてください。
神秘的な青い帯

肉眼ではなかなか確認しにくいのですが、部分食中(月が地球の半影から本影に入る時、本影から半影に入る時)にターコイズフリンジという淡い青色の帯が出現します。
成層圏上部のオゾン層では、赤い光が吸収されて青い光が透過します。この青色の光が地球の本影と半影の境目を縁取っていて、月に青色のベルトが投影されるとのこと。
ぜひ見てみたい!という方は、カメラがあるとターコイズフリンジを捉えやすくなるようなので、おすすめです。
成層圏上部のオゾン層では、赤い光が吸収されて青い光が透過します。この青色の光が地球の本影と半影の境目を縁取っていて、月に青色のベルトが投影されるとのこと。
ぜひ見てみたい!という方は、カメラがあるとターコイズフリンジを捉えやすくなるようなので、おすすめです。
毎回異なる月の色

皆既月食時の月の明るさや色は、5段階に分類されます。地球の大気中にあるチリの量で通り抜ける光の量が変わり、チリが少ないと明るいオレンジ色、チリが多いと暗い色になります。
今回の皆既月食では果たしてどんな色になるのか、予想しながら見るのも楽しいかもしれませんね。
>>皆既月食特別サイト
今回の皆既月食では果たしてどんな色になるのか、予想しながら見るのも楽しいかもしれませんね。
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