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長引く冬将軍の猛威
26日も雪と寒さに要警戒

2018/01/26 06:37 ウェザーニュース

記録的な寒気のピークは越えつつあるものの、強い寒気はまだ日本列島の上空に残っています。
このあとも日本海側では大雪に警戒が必要です。
>>あなたのエリアの積雪予想

ピーク越えても強い寒気は居座る

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上空1500m付近の寒気 27日(土)9時の予想
記録的な寒気のピークは越えつつあるものの、非常に強い寒気はまだまだ居座ります。
北日本や東日本では来週30日(火)頃まで影響が長引く恐れがあり、日本海側を中心に雪が降り続き、大雪に警戒が必要です。
また、このあとも気温の低い状態は続いてしまいます。
>>このあとの気温の予想は?

引き続き日本海側では大雪に警戒を

box2
この先も西高東低の冬型の気圧配置が続くため、週末にかけては日本海側を中心に雪の降りやすい状況が続きます。
特に、北陸や東北日本海側にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による発達した雪雲がかかりやすい状況が続くため、局地的に、1時間に10cmも積雪が増えるような激しい雪が降る恐れもあります。

<28日12時までの積雪量の予想(多いところ)>
 北海道日本海側    40~60cm
 東北日本海側     80~120cm
 東北太平洋側山沿い  30~40cm
 北陸         120~140cm
 飛騨北部       60~90cm
 近畿北部・山陰    30~50cm

※多いところの予想なので、上記マップより数字が大きいところがあります。
>>この先の積雪予想は?
>>JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは?

26日も雪と寒さに要警戒

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日本海側のエリア:日本海側は猛吹雪に厳重警戒
今日26日も、冬型の気圧配置が続き、非常に強い寒気が居座ります。このため、日本がい側のエリアでは、1日を通して雪が降り、沿岸を中心に風が強く吹きます。大雪や吹雪の恐れがあり、路面状態や吹き溜まりによる交通機関への影響、山沿いでは雪崩にもご注意ください。

山陰や近畿北部は、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による活発な雲が流れ込むため、雷や突風にも注意が必要です。

交通情報に注意し、時間に余裕を持って出かけるようにしてください。
>>あなたのエリアの天気や気温は?

太平洋側・沖縄:広い範囲で晴れ
太平洋側や沖縄は、晴れる所が多くなりますが、にわか雪やにわか雨があります。念のため、路面状態の変化にご注意ください。
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