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週間予報
月曜は太平洋側でも雪の可能性あり

2018/01/20 05:47 ウェザーニュース

週明けは本州南岸を進む低気圧の影響で関東など太平洋側で雪の可能性があります。低気圧通過後は、今シーズン最強クラスの寒気が南下します。
〔リンク〕天気予報・週間予報

太平洋側:月曜は雨や雪

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21日(日)はだんだんと雲が広がり、22日(月)は西から雨や雪のエリアが広がります。普段雪の降りにくいエリアで雪となる可能性があるため、週末のうちに対策をしておくと良さそうです。

その後は晴れたり曇ったりで、再び真冬らしい寒さが戻ってきます。

日本海側:雪の日が続く

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21日(日)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側ほど雪が降りやすくなります。

22日(月)は一旦冬型が緩むものの、23日(火)以降は再び冬型の気圧配置となり、今シーズン最強クラスの寒気が流れ込むため、大雪となる恐れがあります。天気が落ち着いている間に、除雪作業を進めておくことをオススメします。

沖縄:雲優勢の空模様

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晴れる日もありますが、湿った空気の影響で雲が多い日が続きます。
最高気温は20℃前後と暖かな日が続くため、カンヒザクラの開花がさらに進みそうです。
〔リンク〕天気予報・週間予報
〔リンク〕この先の天候 長期見解

◆南岸低気圧とその後の寒気について

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関東南部でも雪が降りやすい予想

22日(月)九州付近にある低気圧が発達しながら本州の南岸を進む予想です。このコースを通ると、首都圏など関東南部でも雪が降りやすくなります。

昨日の予想より、関東南部の内陸や山沿いでは雪が降りやすい予想に。都心付近では、いまのところ今回は22日(月)早朝の降り始めは雪で、低気圧本体が近づいてくる午後にはだんだんと雨に変わっていく見込みです。

ただ、東北や関東北部、甲信では大雪になる恐れがあるので、注意が必要です。

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その後は、日本海側で大雪に警戒を

南岸低気圧はその後、爆弾低気圧並みに急発達。それにより、日本列島上空には、非常に強い寒気が流れ込みます。この寒気、日本列島上空に長く居座る予想で、寒気のピークは24日(水)~25日(木)の予想ですが、再来週はじめの29日(月)頃まで影響が長引く恐れもあります。

北陸を中心に、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)による発達した雪雲がかかり続ける可能性があり、先週を上回る強雪・大雪になる恐れもあります。大雪に備えて、週末のうちにできる限りの雪下ろしや、念のため食料や燃料の備えをしておくとよさそうです。
また、東海や近畿でも雪の降る日がありそうです。
>>JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは?
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