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桜開花予想2018【北日本編】

2018/04/17 11:15 ウェザーニュース

つぼみ調査の結果、東北北部や北海道のつぼみの生長は順調に進んでいることがわかりました。
先週は気温がアップダウンしましたが、つぼみは寒暖差に負けず昨年よりやや早いペースで生長しています。東北北部では、花びらの見え始めたつぼみが前回調査(4月5日〜7日)と比較して3倍近く増加し、開花を目前に控えたつぼみが多くなっています。北海道も、先が緑に変化したつぼみが大幅に増加しており、あと半月ほどで開花を迎えそうなつぼみも現れています。

※例年…過去5年平均

北海道の開花予想

五稜郭公園は来週26日に開花!GWは道南・道央で見頃に

北海道の桜は、例年並か早い開花となる見込みです。

桜のつぼみは、先週気温のアップダウンが大きかったものの、3月下旬に飛躍的な生長をみせた分、昨年よりやや早いペースで生長していました。つぼみが大きく膨らみ、あと半月ほどで開花というところまで進んでいるつぼみも増え、順調に開花に向かっています。
今後は5月上旬にかけて、晴れて平年より暖かい日が多い見込みです。このため、つぼみの生長は加速し、桜の開花は例年並か早く、昨年に比べても同じくらいか早い予想です。

開花前線は、25日頃に津軽海峡を渡って渡島半島に上陸します。五稜郭公園(函館市)は26日、札幌市は27日に咲き始め、GW中は見頃の桜を楽しめそうです。二十間道路桜並木(新ひだか町)は5月2日に咲き始め、GW終盤から見頃を迎えます。GW中は、道南・道央で晴れる日が多く、お花見日和の日が続きそうです。
その後、5月中旬にかけて、道北や道東に開花前線が進んでいき、釧路市では5月9日に開花する見込みです。ただ、5月中旬は上空に寒気が入りやすく、雷雨の恐れもあるため、お花見の計画は天気のチェックが欠かせません。
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東北の開花予想

弘前公園がまもなく開花!東北南部は今週中にお花見へ

今年の東北の桜は、例年並〜非常に早い開花となっています。東北南部の桜は多くが開花を迎え、気象台の観測によると、3月29日開花の福島は観測史上最も早く、3月30日開花の仙台や4日開花の山形は、2番目に早い記録となりました。
福島県や宮城県の桜は、先週の春の嵐の影響で見頃の桜が減少し、お花見シーズンも終盤を迎えています。一方、山形県は今週が見頃ピークとなります。東北南部は晴れてお花見日和が続くため、お花見がまだの方は今週中に行くことをおすすめします。

開花前線は、東北北部を北上しています。先週は天気が周期変化し、寒暖差が大きくなりました。しかし、「全国つぼみ調査」から、つぼみは寒暖差に負けず昨年よりやや早いペースで生長していることがわかりました。
この先4月下旬は暖かい日が多いため、一気につぼみの生長・開花が進みそうです。
今週は秋田県、青森県内を開花前線が進みます。北上展勝地(岩手県)は今週末に満開、弘前公園(青森県)は19日に咲き始める予想で、見頃はGWより早くなってしまいそうです。桧木内川堤(秋田県)や角館の武家屋敷のシダレザクラ(秋田県)は、20日過ぎに咲き始め、GW前半はお花見におすすめです。
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