厚労省が“進撃”とコラボ
インフルエンザの感染を広げるのが感染者の咳やくしゃみ。しぶきが周囲に飛散し、それを吸い込むと感染してしまうのです。しかし、咳やくしゃみのしぶきを周囲に飛散させない「咳エチケット」を守れば、感染のリスクを減らせます。
その「咳エチケット」を多くの人に覚えてもらおうと厚労省が知恵を絞ったのが、人気漫画『進撃の巨人』とのコラボ。
「移動が多い年末年始にインフルエンザの感染が広まるところから、昨年12月22日に発表しました。ツイッターでもリツイートが約6000回、約7000の『いいね』もいただき好評です。マスクがなくても、袖で口や鼻をおさえるだけで『咳エチケット』を守れることを覚えてほしいですね」(厚労省健康局結核感染症課・成瀬浩史さん)
その「咳エチケット」を多くの人に覚えてもらおうと厚労省が知恵を絞ったのが、人気漫画『進撃の巨人』とのコラボ。
「移動が多い年末年始にインフルエンザの感染が広まるところから、昨年12月22日に発表しました。ツイッターでもリツイートが約6000回、約7000の『いいね』もいただき好評です。マスクがなくても、袖で口や鼻をおさえるだけで『咳エチケット』を守れることを覚えてほしいですね」(厚労省健康局結核感染症課・成瀬浩史さん)
咳やくしゃみを手でおさえるのはNG
一番上にも掲載している厚労省のポスターでは、『進撃の巨人』作者の諌山創氏が描き下したイラストで、超大型巨人が悪い咳の仕方を、巨人たちと闘うエレン、ミカサ、アルミンが模範例を示しています。
巨人は、大きく口を開けて「ゴホッゴホッ」と咳をしています。しぶきを撒き散らしているのでもちろんNG。また、咳やくしゃみを手でおさえるのもNG。咳やくしゃみを手でおさえると、その手にウィルスが付着し、ドアノブなどを介して他の人に感染させる恐れがあるからです。
良い例は、▶マスクを着用する(鼻から顎までを覆い、隙間がないように装着する)▶マスクがないときはティッシュやハンカチで口・鼻を覆う(ティッシュはすぐゴミ箱に捨て、ハンカチはなるべく早く洗う)▶とっさのときは袖で口・鼻を覆う(ティッシュやハンカチが間に合わないときは袖や上着の内側で口・鼻を覆う)。
他人に感染させないための「咳エチケット」。いつでもどこでも守ってくださいね。
他人に感染させないための「咳エチケット」。いつでもどこでも守ってくださいね。
参考資料など
※ポスター、イラスト画像提供:厚生労働省