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【インフルエンザ注意報発令中】『進撃の巨人』が教える咳エチケットとは?

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2018/01/19 08:42 ウェザーニュース

流行が拡大しているインフルエンザ。職場や学校、電車で近くの人が「ゴホッゴホッ」と咳をしたり、「ハクション」とくしゃみすると気になりますよね。そこで厚生労働省(厚労省)が提案したこととは?

厚労省が“進撃”とコラボ

インフルエンザの感染を広げるのが感染者の咳やくしゃみ。しぶきが周囲に飛散し、それを吸い込むと感染してしまうのです。しかし、咳やくしゃみのしぶきを周囲に飛散させない「咳エチケット」を守れば、感染のリスクを減らせます。

その「咳エチケット」を多くの人に覚えてもらおうと厚労省が知恵を絞ったのが、人気漫画『進撃の巨人』とのコラボ。

「移動が多い年末年始にインフルエンザの感染が広まるところから、昨年12月22日に発表しました。ツイッターでもリツイートが約6000回、約7000の『いいね』もいただき好評です。マスクがなくても、袖で口や鼻をおさえるだけで『咳エチケット』を守れることを覚えてほしいですね」(厚労省健康局結核感染症課・成瀬浩史さん)

咳やくしゃみを手でおさえるのはNG

一番上にも掲載している厚労省のポスターでは、『進撃の巨人』作者の諌山創氏が描き下したイラストで、超大型巨人が悪い咳の仕方を、巨人たちと闘うエレン、ミカサ、アルミンが模範例を示しています。

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巨人は、大きく口を開けて「ゴホッゴホッ」と咳をしています。しぶきを撒き散らしているのでもちろんNG。また、咳やくしゃみを手でおさえるのもNG。咳やくしゃみを手でおさえると、その手にウィルスが付着し、ドアノブなどを介して他の人に感染させる恐れがあるからです。

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良い例は、▶マスクを着用する(鼻から顎までを覆い、隙間がないように装着する)▶マスクがないときはティッシュやハンカチで口・鼻を覆う(ティッシュはすぐゴミ箱に捨て、ハンカチはなるべく早く洗う)▶とっさのときは袖で口・鼻を覆う(ティッシュやハンカチが間に合わないときは袖や上着の内側で口・鼻を覆う)。

他人に感染させないための「咳エチケット」。いつでもどこでも守ってくださいね。

参考資料など

※ポスター、イラスト画像提供:厚生労働省
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