特に西日本には高気圧の縁を周るように南から暖かな空気が流れ込んで気温が上昇。九州や中四国を中心に15℃を超えてきました。中でも九州の南部は気温が高く、宮崎市や鹿児島県の指宿市などで20℃を突破しています。

宮崎市で20℃を超えるのは今年初めてで、去年11月29日以来、約１ヶ月半ぶりのことです。

◆各地の最高気温 (16日13時頃)　

松江　15.7℃（4月上旬並み） 　
高知　16.7℃（3月下旬並み） 　
福岡　18.6℃（4月中旬並み） 　
宮崎　20.8℃（4月中旬並み）

22日頃からの一週間、気温が平年より”かなり低く”なるとして、15日(月)には気象庁から低温に関する異常天候早期警戒情報が出されています。

今回、この情報が発表されたのは北海道を除く東北～沖縄までのほぼ全国です。
該当のエリアと30%以上の確率で見込まれる低温の程度は以下のとおりです。

◆平均気温の平年との差(1月22日〜29日の期間)

・東北地方
－２.３℃以下

・関東甲信地方
－２.０℃以下

・東海地方
－１.９℃以下

・北陸地方
－２.１℃以下

・近畿地方
－１.８℃以下

・中国地方
－２.0℃以下

・四国地方
－２.１℃以下

・九州北部地方（山口県を含む）　
－２.５℃以下

・九州南部・奄美地方
－２.４℃以下

・沖縄地方
－１.９℃以下

春の陽気は長くは続かず、週単位で気温のアップダウンが大きくなっています。
体調管理を万全にするとともに、日々の活動にも影響する恐れもありますので、最新の情報を随時御確認下さい。
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