facebook line twitter mail

低温警戒 1月末にかけ、ほぼ全国でかなりの寒さか

2018/01/15 18:25 ウェザーニュース

22日頃からの一週間、気温が平年より”かなり低く”なるとして、気象庁から低温に関する異常天候早期警戒情報が出されました。
>>【地域別】この冬の寒さどうなる?

ほぼ全国で平年より約2℃寒く

box0
今回、この情報が発表されたのは北海道を除く東北~沖縄までのほぼ全国です。
該当のエリアと30%以上の確率で見込まれる低温の程度は以下のとおりです。

▼平均気温の平年との差(1月22日〜29日の期間)

・東北地方
-2.3℃以下

・関東甲信地方
-2.0℃以下

・東海地方
-1.9℃以下

・北陸地方
-2.1℃以下

・近畿地方
-1.8℃以下

・中国地方
-2.0℃以下

・四国地方
-2.1℃以下

・九州北部地方(山口県を含む) 
-2.5℃以下

・九州南部・奄美地方
-2.4℃以下

・沖縄地方
-1.9℃以下

上空の寒気に注目

box1
現時点で22日の予想では、中国大陸の方面にかなり強烈な寒気があり、この寒気が列島に向かってどのように進んでくるのかが注目されます。

気温差で「ヒートショック」にご注意を

box2
東京都23区における入浴中の事故死(消費者庁)
入浴中の事故死は冬季に多く、12月から2月の間に全体の約5割が発生しています。
冬場は、入浴中の急激な体温上昇「ヒートショック」で心肺停止状態に陥り、亡くなる方が増えてくるためと言われています。下記の対策などをもってヒートショックを未然に防ぐことができます。

●脱衣所を暖かくしておく

●浴室を暖かくしておく

●お風呂のお湯はぬるめに

また、お年寄りや血圧の高い方がいらっしゃるご家庭では、家族で声をかけあうなども対策の一つといえそうです。
>>ヒートショックを詳しく

異常天候早期警戒情報とは

原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に気象庁から発表されます。
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント