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週間予報 週半ば頃にかけて寒さ和らぐ

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2018/01/14 06:19 ウェザーニュース

今週も日本海側ほどスッキリとしない天気の日が続きますが、週中頃には太平洋側を含めて全国的に雨が降るタイミングがありそうです。

また、週明けから週半ば頃にかけて気温が上がりやすく、1月とは思えない気温となる所も。北日本や日本海側のエリアでは、雪ではなく雨が降るところが多くなり、融雪災害の発生が懸念されます。
〔リンク〕天気予報・週間予報

日本海側 先週ほどの荒天は無し

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今週もスッキリとしない天気の日が多くなるものの、寒気はさほど強まらず、東北以南では雪ではなく雨が降る日が多くなりそうです。

積もった雪が融けるため、早めに雪の片付けをしておくのが良さそうです。山ではなだれに注意が必要です。(このページ後半で解説)

太平洋側 週中頃に雨

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週明けは晴れるところが多くなりますが、南から暖かく湿った空気が入るため、西日本から雲が多くなります。

16日(火)から17日(水)にかけては低気圧が接近し、広範囲で傘の出番となりそうです。

週末の厳しい寒さから一転、この時期らしからぬ暖かさとなる日もありそうです。

沖縄 曇りがちの週に

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沖縄は全般に雲が広がりやすく、八重山地方では雨の降る日が多くなりそうです。

気温は20℃前後と暖かな日が続くため、カンヒザクラの開花がさらに進みそうです。

〔リンク〕地点ごとの週間予報
〔リンク〕この先の天候 長期見解

雪が多いエリアでは融雪災害に注意

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来週は厳しい寒さは一段落し、北日本でも雪ではなく雨が降るところが多くなるため、積雪が多いエリアでは融雪災害に注意が必要です。

屋根からの落雪やツララの落下、道路冠水・河川増水の恐れがあるため、危ない場所には決して近づかないようにして下さい。

また、雪おろしをする際は、転落事故を防ぐために比較的気温の低い朝がおすすめです。ヘルメットや命綱を付けるなどした上で、ご家族やご近所の方と声を掛け合って行うと安心です。

山沿いでは雪崩にも要警戒

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気温が上がったり、雨が降ったりすると、山沿いでは雪崩が起こりやすくなります。

▼雪崩の前兆
・雪面に亀裂やシワがある
・雪玉を投げると転がり続ける

▼雪崩のスピード
・普通は時速10~40km(歩く速さ:時速5km程度)
・高速の雪崩時速200~300km(新幹線並み)

▼危険な場所
・傾斜40度前後の積雪面
・樹木がない所
⇒樹木は雪が流れるのを止める働きがある

【回避方法】
・積雪斜面に近づかない
・雪に衝撃を加えない
・雪崩が発生したら...
⇒横に逃げる(雪はまっすぐ下に流れるため)
・雪に埋もれたら...
⇒大声を出す/口の雪は吐き出して気道を確保

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