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すべらないための5ヶ条

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2018/01/13 07:51 ウェザーニュース

たとえどれほど冷え込もうと、逆風が強かろうと、「すべる」のだけは避けたいものですよね。

では、路面が凍ってしまっているときにすべらないための5ヶ条をお教えしましょう!
〔リンク〕天気予報・週間予報

1.足の裏全体で歩く

すべってしまう人の多くは、普段のクセでかかとから地面に着いてしまい、その結果、体重が一点に集中してしまう傾向にあります。

踏み込むときも、足を上げるときも、なるべく足の裏を地面と平行になるように歩くと、すべりにくくなります。

2.歩幅に注意

前後の歩幅が大きくなるほど、着地の際にかかとなど1ヶ所に体重がかかりやすくなります。そのため、前後の歩幅は小さいほうが吉。

一方、左右の歩幅が小さい(左右の足が近い)と踏ん張りが効きにくいため、左右の歩幅は大きい方が良いかもしれません。

3.目線は足先

何気に重要なのが”目線”です。

足先を見ながら歩くことで、路面状況を把握でき、踏んでも大丈夫そうなところが分かります。

また、目線を下げると少し前かがみになりますが、その分踏み出した際の体重移動が安定しやすく、また(頭を打ちやすい)後ろへの転倒を防ぐことができます。

※もちろん、前方・周辺の状況確認も重要です

4.靴の種類も重要

すべらないためには、もちろん靴の種類も重要。最近では、普段の靴に取付可能なアイゼン・スパイクや、靴底に貼るタイプの滑り止めもあるようです。

また、女性のヒールのように体重が一点に集中しやすい靴や、底を加工していない革靴のように引っかかりの少ない靴は滑りやすいもの。専用グッズを用意しないまでも、面が大きく凸凹した靴底の靴のほうが、すべりにくくなります。

5.時間に余裕を持って

「急ぐ・焦る」はすべるもと。少し慎重なくらいでも、ゆっくり踏みしめて歩いたほうが、すべるリスクは下げられます。そのためにも、時間に余裕を持って行動したいですね。

もし転んでしまうなら…

どんなに気をつけていても、すべって転んでしまうときはあります。そんなとき、とっさに手や腕で体を支えたくなりますが、それは危険。支えた手や腕がすべってしまい、骨折などさらなるダメージに繋がる恐れがあります。

なるべく受け身のように体全体で転んだり、お尻など肉付きがよくショックを吸収しやすい部位(かつ頭から遠いところ)で着地したりする方が、ダメージを小さく抑えられるかもしれません。


今朝もサムい空気に覆われていますが、スベらないように暖かくしていきましょう。
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