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北陸でドカ雪 このあとも積雪急増に警戒を

2018/01/12 08:55 ウェザーニュース

冬型の気圧配置・今季寒気の寒気が居座り続け、日本海側のエリアでは大雪となっています。
特に北陸では、風のぶつかりによって発生した活発な雪雲がかかり続け、積雪が急増。
このあとも、強い雪による視界不良や落雪、積雪急増に警戒が必要です。
>>各地の詳しい雪見解

新潟では1日で積雪76cm増

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昨日11日(木)1時間に14cmも積雪が増えるという記録的な雪の降り方を観測した新潟市では、きょう12日(金)8時の積雪が77cmに。昨日の朝は1cmしか積雪がなかったので、この24時間で積雪が76cmも増加しました。

午前9時には積雪が80cmに達しました。これは2010年2月5日(81cm)以来、約8年ぶりのこととなります。

災害級の大雪との報告も

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新潟市西区(7:18)

昨夜は電車が大雪の影響で止まってしまったり、生活への影響が出始めています。
>>交通機関への影響予測
新潟市のウェザーニュース会員からは「昨夜からまた30cmくらい増えて屋根の上には1mくらい積もってしまい、いまだにドカドカ降り続いています。災害級の大雪で、除雪車も来ず、家から出れません」と、コメントが添えられています。

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富山県高岡市(7:00)
富山県高岡市からは、この雪で学校が休校になったという報告も届いています。

引き続き激しい雪に要警戒

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週末にかけて断続的に活発な雪雲のラインが通過し、北陸では金沢市や富山市など市街地でも1時間に5~10cmに達するような激しい降り方になる恐れがあります。また、今日は北海道の道南でも同じように激しい雪に見舞われる恐れがあります。

短い時間で積雪が急増し、路面状況が一気に悪化することが考えられますので、移動の際は十分な注意が必要です。
>>交通への影響にも要注意
>>各地の詳しい雪見解
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