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北海道で30m/s超の暴風、猛吹雪に警戒

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2018/01/10 11:31 ウェザーニュース

発達した低気圧が北海道のオホーツク海沿岸をゆっくりと進んでいます。
この影響で道北や道東エリアを中心に30m/sを超える強い風を観測。雪が加わって吹雪のところが多くなっています。
>>今の風の強さは?

深夜には40m/s近い暴風も

えりも岬では午前4時前に39.2m/sの最大瞬間風速を観測。留萌地方では1月としては観測史上最も強い風を観測した地点もあります。

最大瞬間風速(午前7時まで)
 えりも岬 39.2m/s
 浦河   32.8m/s
 釧路   30.6m/s
 留萌   29.0m/s

午後になると暴風は峠を越えるものの、雪雲の流れ込みやすい状況は続きますので、さらに積雪が増加する恐れがあります。吹き溜まりにも要注意です。

ホワイトアウト状態のところも

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北海道旭川市(6:41撮影)
北海道旭川市のウェザーニュース会員からは、「昨夜から吹雪が続いています。湿った雪で着雪しやすくなっています」と、ほとんど先が見えない、ホワイトアウトのような状態の写真が届きました。
>>ライブカメラで各地の様子を見る

◆現在の雪雲の様子
radar anim
最新のレーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

活発な雪雲が流れ込んでいる、留萌から空知、上川方面は猛吹雪で視界が悪化しています。

少なくとも午前中いっぱいは吹雪が継続するため、移動時は最新の注意を払ってください。
>>交通機関への影響は?

強い雪は断続的に土曜日まで続く

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強い風はだんだんと収まってきても、雪の降り方は強弱をつけながら、週末土曜日頃までは注意が必要になります。雪の弱まったタイミングでこまめな除雪を行ってください。
>>このあとの積雪予想
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